「医師チャ・ジョンスク」の7話の放送終了後、実際にクローン病患者たちと家族たちは、JTBC視聴者掲示板に抗議文を掲載した。9日基準で放送通信審議委員会に受け付けられた陳情は43件に達したという。これに制作スタッフ側は「5月6日の7話で放送された特定疾患のエピソードで患者の方々と家族の方々を傷つけた点をお詫び申し上げる」と謝罪した。
さらに「該当エピソードはクローン病の症状の中でも重症度慢性合併症を持った患者の特定ケースを扱おうとしたことや、内容展開過程で一般的なクローン病の事例ではないという説明が不十分だった」とし、「医学専門知識がない登場人物が患者を追い出す意図で発言したセリフが特定疾患に対する不定的な認識を高める可能性があるという点に細心の注意を払えなかった」と謝罪した。
それとともに「制作スタッフは闘病中の患者の方々の苦痛と憂うつ感を軽く扱おうという意図がまったくなかったことを申し上げ、ドラマ視聴に不快感がないようさらに注意して製作する」と呼びかけた。
確かに“雑音”はあるが、「医師チャ・ジョンスク」の人気は依然として右肩上がり中。4.9%(視聴率調査会社ニールセンコリア有料世帯基準)で初スタートを切った「医師チャ・ジョンスク」は7.8%、11.2%、13.2%で次第に上昇曲線を描き、最近の8話では16.2%で最高視聴率を記録した。“不倫”という刺激的な素材を扱うにもかかわらず、もどかしさを誘発するよりは復讐を期待させる展開と笑いのポイントで視聴者たちを魅了させているからだ。
特に劇中、チャ・ジョンスクが夫のソ・インホ(キム・ビョンチョル)とチェ・スンヒ(ミョン・セビン)の不倫の間柄を知ることになり、第二幕の始まりを知らせた「医師チャ・ジョンスク」は、これからさらに高い視聴率の上昇率を見せるものと予想される。
数回の雑音で物足りなさはありより慎重だが、「医師チャ・ジョンスク」の第二幕の始まりに視聴者たちの関心が集中している。
WOW!Korea提供