韓国人俳優テジュ、引退から2年 シェイクスピアの4大悲劇「ハムレット」出演で復帰

2018年ABEMA「恋愛ドラマな恋がしたい」シーズン1に出演し話題となった韓国人俳優テジュが、韓国へ帰国後は演出やカメラワークの勉強をし、「29秒映画祭」では作品監督賞を受賞するなど製作者として数々の賞を受賞している。また得意の日本語を生かしてK-POPアイドルのイベント司会や、映画やドラマでの日本語指導者として現場に立ち会うなどしながら過ごしていました。そしてこの度、演出家野口和美さんのラブコールにより、日本で俳優として約2年の歳月を経て、活動を再開することが決まりました。


<テジュコメント>
みなさん、こんにちは。久しぶりにご挨拶させていただきます。
日本での俳優活動がまた始まります。
今回、演技をするという機会をくださった皆さんに感謝しています。
僕の演技を見にきてもらえるのかな?とか不安はたくさんありますが、
演技が出来る喜び、皆さんにお会いできる喜びを胸に頑張って準備します。
応援していただけたらうれしいです。
またお会いしましょう!

作家・寺山修司の演劇を自ら主宰する【青蛾館】で継承し、演出家・蜷川幸雄の舞台を体感した俳優・のぐち和美(演出名は野口和美)とアイエス・フィールドがタックを組み、新たなシリーズとして女性役も含め全男性で演じるオールメールの舞台【ネオ・シェイクスピア】シリーズを発表。
その第1弾として奇しくも寺山戯曲とその数が同じといわれ、師でもある蜷川氏のライフワークでもあるシェイクスピアの4大悲劇『ハムレット』に挑むことが決定。テジュは、ハムレットの親友“ホレイショ―”を演じます。

ハムレットを演じるのは、野口が絶対の期待を寄せ、テジュも共演経験がある深澤大河(代表作:「夏の夜の夢」)のほか、初めての共演となる河合健太郎(代表作:アニメ・舞台「アイドルランドプリパラ」シリーズ大江戸シンヤ 役」や関隼汰(代表作:テレビ朝日「仮面ライダーリバイス」) 、そのほか野口が信頼を置く役者陣やアーティスト達が作品を固め、オーディションによる若手俳優たち出演者と飛ぶ鳥落とす人気の振付家・スズキ拓朗がステージングを務める。演劇界の新時代を担う総勢26名がネオ・シェイクスピアをお届けします。

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2023.04.25