タレントのパク・スホン(53)の実兄の横領容疑に対する公判が行われている中、裁判部はパク・スホン側で要請した非公開裁判の要求を受け入れなかったことが分かった。
19日午後、ソウル西部地方裁判所・刑事合意11部で行われた審理で、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)の疑いで起訴された実兄と彼の妻に対する公判が開かれた。
この日の公判には、4回目の公判に引き続き、パク・スホンが証人として裁判に出席した。
先立って、パク・スホン側は裁判部に今回の公判を非公開で進行してほしいと伝え、これを要請した。
パク・スホンの弁護人を務めるノ・ジョンオン弁護士は、「第1回証人訊問の時に、被告人側が訴えている横領の論点とは関係のない虚偽や誹謗、人身攻撃の危険性を考慮し、被害者の保護という次元で非公開申請をした」と明かしている。
また、実兄夫婦の法廷代理人もこの要請に対する意見書を提出した。
しかし、裁判部はパク・スホン側の非公開裁判の要請を受け入れなかった。
裁判部は、「必要な裁判の非公開事由ではなく、被告人の防御権保障が刑事訴訟法の大原則」とし、認めなかった理由を明らかにした。
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