※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
「模範タクシー2」のイ・ジェフンが「ブラックサン」を一網打尽した。
8日に放送されたSBS金土ドラマ「模範タクシー2」14話では、キム・ドギ(イ・ジェフン)とムジゲ模範タクシーチームがあらゆる強力犯罪が行われる都心の中の法の死角地帯“ブラックサン”を一掃するための大規模複数設計を実行するかと思えば、「クムサ会」のトップである教区長(パク・ホサン)が初めて登場した。
「模範タクシー2」14話は最高視聴率22.4%、首都圏19.4%、全国18.3%、2049(20歳~49歳)で7.7%を突破し、先週一週間に放送された全体の番組すべての視聴率指標で1位を占め、興行疾走を続けた。 さらに話題性やチャンネル競争力の基準となる2049視聴率は、再び自己最高視聴率を更新する気炎を吐いた。 (ニールセンコリア基準)
同日の放送でドギはチェ刑事(チャン・インソプ)のペン型録音機を探し出し、ブラックサンに向けて本格的な反撃を始めた。 ドギのアドバイスによって録音機に入れられたチェ刑事の言葉からヒントを得たキム記者(ペク・スジャン)は、チェ刑事が自分の名前で登録しておいたフィットネスクラブキャビネット内でブラックサンの麻薬流通と関連した証拠を見つけた。 これと共にチェ刑事が残した最後の手紙には「悪い奴らを法の審判台に立たせてほしい」という切なる願いが込められており、手紙を読みながら嗚咽するキム記者の姿が切なさを醸し出した。
ブラックサン麻薬流通の設計者であるオン・ハジュン(シン・ジェハ)が密搬入してきた麻薬は、ドギとチェ刑事、そして性犯罪被害を受けた数多くの女性が服用した薬だった。 脱税を望む者や麻薬中毒者、そして彼らを庇護する公権力にとっても都心の真ん中に置かれた完璧な法の死角地帯がまさにブラックサンの実体だった。 これに対しドギはブラックサンの関連者を一人ずつ相手にしては勝算がないと判断し、ただ一度の動きで皆を倒さなければならないと誓って設計を始めた。
「クムサ会」のボスである教区長が韓国内に入ってきて、オン・ハジュンはブラックサンを拠点とした大規模麻薬流通に拍車をかけた。 そうした中でオン・ハジュンはドギが生きており、最近までブラックサンの新入ガードとして働いたという事実を知った後、焦りを隠せなかった。 教区長が推進する大きな麻薬取引を控えているだけに、ドギに足を引っ張られるのではないかと怖くなったのだ。 オン・ハジュンは部下たちを率いてムジゲ運輸とドギの家を急襲したが、皆が姿を消した後だった。
やがて潜んでいたムジゲの5人組が再び動いた。 ブラックサンゲートの関係者を一気に倒そうとするドギの設計が完成したのだ。
オン・ハジュンは予定通り麻薬を手に入れることに成功し、ブラックサンに全世界の麻薬商を呼び集めて大規模な麻薬流通パーティーを開いた。 しかし、これはすべてドギが設計したシナリオの始まりだった。
「ムジゲチーム」は不正警察が麻薬を盗む前に一歩先に税関押収物品保管室に潜入、焼却前の麻薬を小麦粉にすり替えた。 これに対し、一歩遅れてブラックサンに流通した麻薬が小麦粉だという事実を知った彼らは、お互いの裏切りを疑い始めた。 結局、不信と幻覚に捕らえられた人々はお互いを暴行し合い、パーティーは修羅場となった。そのようなブラックサンの姿に慌てたオン・ハジュンの前に生きているドギが堂々と姿を現し、戦慄が走った。 「ムジゲチーム」は盗んだ麻薬をパク・ヒョンジョの警察事務室に隠した後、広域捜査隊に密告しブラックサンゲート関連者たちをキム・ヨンミンの依頼どおり法の審判台に立たせ、厳罰に処することに成功した。 また、チェ刑事の無念な死が明らかになり、キム記者は報道機関に復帰して名誉を回復した。
そうかと思えば、ドギにまともに不意打ちを食らったオン・ハジュンと教区長が殺気を表わし緊張感を高めた。 辛うじて逃走に成功したオン・ハジュンは、パク・ヒョンジョを殺害してブラックサンゲートの尻尾を切る悪辣な行動を見せた。 しかし、教区長の邪悪さはそれ以上だった。 計画に失敗したオン・ハジュンは「もう一度だけ機会をください。 キム・ドギ、あいつは必ず自分の手で息の根を止めます」と誓った。
エンディングでは教区長がムジゲ模範タクシーに依頼人として電話をかけ、ドギの模範タクシーに乗る姿が描かれ衝撃を与えた。 これに対し依頼人として悪のラスボスである教区長と向き合ったドギの今後がどうなるか新たな展開に対する関心を呼び起こした。
一方、「模範タクシー2」は毎週金、土午後10時に韓国で放送される。
WOW!Korea提供