続けてイム・ヨンウンは強烈な左足で長距離キックを披露した。日頃からうわさのサッカーファンらしく巧みな姿勢であり、始球を無事に終えたイム・ヨンウンは、その後親交があるキ・ソンヨン選手やファン・インジョ選手と記念写真を撮った後、退場した。
サッカーファンたちに加え、英雄時代まで中末の競技場に足を運び、サンアム一帯は早くから大勢の観客で埋め尽くされた。競技場にもイム・ヨンウンを指す垂れ幕があちこちに掛かっており、イム・ヨンウンのあるファンは彼に会うためにチェジュ(済州)から飛んできたとインタビューで明かし、今回の競技に向けた熱い熱気を垣間見ることができた。
イム・ヨンウンの始球は彼をはじめに、ファンダム“英雄時代”の配慮で多くの話題を集めたりもした。ややもするとサッカーファンたちの競技文化を侵したり、妨害しないために、自主的に立てた告知を徹底的に守ったのだ。イム・ヨンウン側は遠征チームであるテグFCの象徴色とイム・ヨンウンの公式応援色が空色で重なると、空色の服装は自制してほしいと事前に知らせたり、この他にもサポーターズのための席は前売りを自制してほしいと呼びかけたりもした。
イム・ヨンウンの始球の便りが知られた後、今回の競技のチケットはオープン30分で2万5千枚が売れ、球団が3階のサイド席まで追加で解放したほどだった。熱気が熱いなか、イム・ヨンウンが同日、ソウルFCの勝利妖精になることができたのか、帰趨が注目される。
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