歌手イム・ヨンウンのファンたちが疑問を提起した、KBS 2TV音楽番組「ミュージックバンク」点数操作疑惑の警察調査の結果、容疑なしという結果でひと段落がついた。
KBS関係者は11日、edailyに対し「ソウルのヨンドンポ警察署が『ミュージックバンク』制作陣に対する調査を行い、容疑なしという結論が出た」とし立場を明らかにした。
これに先立ち、ヨンドンポ警察署は昨年5月に国民権益委員会国民新文庫を通じて「ミュージックバンク」点数操作疑惑関連の民願を受付、調査に着手したと明らかにしていた。
点数操作疑惑は、イム・ヨンウンの「また会えるかな」が「ミュージックバンク」でガールズグループ「LE SSERAFIM」の「FEARLESS」に負け1位をとれなかった以降に提起された。
イム・ヨンウンの一部ファンたちは「また会えるかな」の放送回数点数が0点だったが、「FEARLESS」は5348点を受け、これによって1位を獲得したという点に注目し、「ミュージックバンク」の1位曲選定方式に疑問を提起した。
当時「また会えるかな」と「FEARLESS」の総得点は、それぞれ7035点と7881点を記録した。当時放送回数点数を除いた「FEARLESS」の総得点2533点であり、「また会えるかな」は放送回数点数が0点なのでそのまま7035点だ。
これと関連し、「ミュージックバンク」制作陣は「順位集計対象であるKBS TV、ラジオ、デジタルコンテンツにイム・ヨンウンの『また会えるかな』を放送されなかった」とイム・ヨンウンの放送回数点数が0点である理由を説明した。
するとイム・ヨンウンの一部ファンたちが順位集計期間のあいだ、KBS coolFMやKBS 2Radio、KBS ハッピーFMなどいくつかのラジオ番組で選曲されていた事実を追加の疑問として提起した。
「ミュージックバンク」制作陣は、「放送点数のうちラジオ部門はKBS coolFMの7つの番組を対象に集計している。該当の番組以外は集計対象ではなく、その期間の全ての曲に毎週同様に適用している」と追加で説明した。
当時KBS側はedailyに対し、「『特定番組で特定音源の放送を要求することが無いよう、番組名は非公開情報としている』という公式行政指針に従ったもの」とし、集計に反映される番組名のリストを公開しない理由を明らかにした。
WOW!Korea提供