“飲酒運転”女優キム・セロン、一審判決は罰金2千万ウォン…”生活苦”訴えは通らず


飲酒運転事故で裁判中の女優キム・セロン(22)に、第一審は罰金刑を言い渡した。

 5日、ソウル中央地裁は5日、道路交通法違反(飲酒運転)などの容疑で在宅起訴されたキム・セロンに罰金2000万ウォン(約210万円)を宣告した。

 これに先立ち、昨年5月キム・セロンはソウル市内を飲酒状態で車を運転し、ガードレールや変圧器などにぶつかる事故を起こして逃走した。当時、キム・セロンの血中アルコール濃度は、免許停止水準の0.227%だった。

 その後、キム・セロンは被害復旧のために補償金を支払うなど反省の意思を示したが、大衆の視線は冷たかった。


 先月8日に開かれた第1次公判で検察が罰金2000万ウォンを求刑すると、キム・セロンは「酒とは縁を切り、車も売却した。被害補償金も支払い終わった。短距離でも代理運転を頼むようにしている。莫大(ばくだい)な補償金を支払ったことで生活が苦しい。”少女家長”として家族を養っている」と善処を訴えた。

 しかし、生活苦を訴えていたキム・セロンの”うそのバイト”疑惑、自粛期間に開いた”居酒屋パーティー”疑惑、飲み屋での目撃談などが浮上し、世論はさらに厳しくなっていった。

 結局、第一審で罰金刑が決まり、キム・セロンの「生活苦の訴え」は通用しなかった。

 なお、裁判所から出てきたキム・セロンはメディアのインタビューに応じることなく、足早に去っていった。

WOW!Korea提供

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2023.04.05