シンガーソングライターのSG (読み:エスジー) がLDH Recordsとタッグを組み、自主レーベル“SUPERGENIUS Entertainment”を設立し、今夏にメジャーデビューすることが、3月22日に東京・Spotify O-EASTにて開催された単独ライブ「SG 1st Concert “FINALE” #SGproject」で発表された。
SGはYouTubeやTikTokを中心に活動する、日韓ハーフのネオシンガーソングライター。日本語と韓国語を織り交ぜて歌う独自のカバースタイルで人気を博し、開始わずか2年でTikTokフォロワー84万人、YouTube登録者数40万人、総再生数2億回を突破。
2021年4月リリースの3rdシングル『僕らまた』は「令和の卒業ソング」として話題となり、YouTubeに公開されているリリックビデオの再生回数は2700万再生を越え、さらにLINE MUSICチャート最高1位、Spotify「バイラルトップ50 (日本)」、iTunes「総合トップソング (日本)」など各種音楽チャートにランクインし続けるなど、今最も勢いのあるアーティストの1人だ。
また、自身が人種による差別に苦しんできた経験から「”Music has no borders.” ―音楽には国境がないことを証明する」を掲げ、様々な国やジャンルのアーティストとのコラボを積極的に実施。ドラマ『梨泰院クラス』の主題歌を歌うGaho (ガホ) とのコラボでは日本語と韓国語を、TikTokから世界的ヒットとなった『imagine if』を歌うgnash (ナッシュ) とのコラボでは日本語と英語を織り交ぜた歌唱を披露するなど、言語や国籍の壁を越えた活動を展開している。
そして、2022年6月より「#SGproject」と題して、豪華アーティストをゲストに迎えたフィーチャリング楽曲を毎月配信するプロジェクトも進めている。これまでにNovel Core、鈴木鈴木、Rude-α、Aile The Shota、吉田凜音、りりあ。、竹中雄大が参加しており、「SG 1st Concert “FINALE” #SGproject」でも彼らをゲストに迎えコラボパフォーマンスを披露した。「#SGproject」はこのライブをもって一度区切りとなるが、第2弾も構想中とのことだ。
新しいスタートを切る今後のSGの活動に要注目だ。
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