映画「キル・ボクスン」ビョン・ソンヒョン監督…「殺し屋が素材だが家族の話を描きたかった」


ビョン・ソンヒョン監督が「キル・ボクスン」で戻ってくる。

ビョン・ソンヒョン監督の新作映画「キル・ボクスン」は、請負殺人業界の伝説的なキラー(殺し屋)キル・ボクスン(チョン・ドヨン扮)が会社との再契約直前に、死ぬか殺すか、避けられない対決に巻き込まれる話を描いたアクション映画だ。去る2月19日に、第73回ベルリン国際映画祭スペシャル部門に公式招待され、全世界の注目を受けた。


依頼された「仕事」は必ず成し遂げる特A級の殺し屋であり、反抗期に入った10代の娘「キル・ジェヨン」(キム・シア扮)を育てているシングルマザーというキル・ボクスンのユニークな人物設定で注目を集める「キル・ボクスン」を演出したビョン監督は、「殺し屋という職業が人を殺す職業である反面、子供を育てることは人を育てるということで、皮肉で矛盾した部分を強調してみたかった」と明らかにした。

ここに、キル・ボクスンをめぐって請負殺人業界最高の会社MK ENT.代表チャ・ミンギュ(ソル・ギョング扮)、理事チャ・ミンヒ(イ・ソム扮)、所属キラーのヒソン(ク・ギョファン扮)など、活気あふれるキャラクターたちが映画のおもしろさを存分に倍加させる。「殺し屋が素材だが、家族の話を描きたかった」というビョン監督の言葉のように、彼特有のスタイリッシュな演出力で、カタルシスが爆発するアクションから各人物のエピソードや互いの感情を描くストーリーまで、さまざまな魅力を視聴者に伝える予定だ。

「キル・ボクスン」は来る31日に、Netflixで公開される。

WOW!Korea提供

2023.03.06