クォン・ジナの新曲「Raise Up The Flag」を聴いてみた!

韓国歌手「クォン・ジナ」は、2013年に韓国で放送されたオーディション番組「K-POP STAR3」に出演し、最終的にTOP3に入ったほどの逸材。その翌年、「K-POP STAR3」で審査員をしていた現所属事務所「アンテナ」の代表であり、作曲家ユ・ヒヨルのソロプロジェクト「TOY」の7thアルバムの収録曲「She Said」にボーカルとして参加し、事実上のデビューを果たす。

2016年には1stアルバム『One Strange Night』を発表。その後はソロ歌手として、音楽活動を行いながら、ドラマ「賢い医師生活」や「恋愛体質」などのOSTやバラエティー番組など、マルチに活動している。


EPアルバムの発売は、2021年に発表した『The Way for Us』以来約2年ぶりとなる。今回のアルバムは全曲作詞作曲をし、プロデューサーとしてコンセプト構成、レコーディング、トラックリスト作成、MV撮影などに従事した。前作の『The Way for Us』からの連作でありながら、サウンド構成的にはさらに思い切った強いサウンドで曲を表現している。

そのタイトル曲である「Raise Up The Flag」は、「厳しい一日を送っている全ての人に“自分らしさ”を忘れずに、自分の本当の自由を得られるように応援しているよ」というメッセージを込めている。


クォン・ジナの温かみがありながらも表現豊かな歌声と、これまでの楽曲ではあまり使われなかったエレキギターが印象的なバンドサウンドとラップが爆発的でエネルギッシュな雰囲気を漂わせる。

バラードやR&Bのイメージが強かった彼女だが、この楽曲ではプロデューサーとしてこれまで「歌手クォン・ジナ」の見せてこなかった新たな一面を見ているようで、とても新鮮に思える。

WOW!Korea提供

2023.03.04