昨年、イ・スンギは所属事務所のHOOKエンターテインメントに音源料の未精算関連の内容証明と、専属契約解除通知書を発送した。デビューから2022年9月まで137曲を発売したが、一銭も清算されなかったためだ。
これにHOOKエンターテインメント側は、イ・スンギに既支給清算金13億ウォン相当の他に、未支給清算金29億ウォンと遅延利子12億ウォンなど約50億ウォンを支給した。イ・スンギは紛争にかかる金額を除いては全額寄付することに決めた。そして、ソウル大学小児病院とKAISTに寄付し、2か月間で28億5,000万ウォン(約3億円)を寄付した。
イ・スンギはインタビューで「お金の寄付はよいことだが、今回の寄付は少し違った。僕にとって本当に貴重なお金だ。血のようなお金だといえば、とてもお決まりの表現だと感じるほど」とし、「僕の青春のストレスや痛み、絶望をすべて詰め替えたお金だった。お金がどのように使われるのか、はっきりと目で見ることができるところに寄付したかった。自分でもびっくりするほど寄付してから感じたやりがいもすごかった。僕がとてもステキな人になったようだった」と付け加えた。
イ・スンギは女優のイ・ダインとの4月結婚発表後、イ・ダインの家庭の事情による争点でとても非難された。心理的に楽ではない状態にもかかわらず。地道な寄付で誠実さを示しているイ・スンギに、ネットユーザーたちもこの部分に対しては称賛を惜しまずにいる。
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