韓国の俳優ユ・アインによる地獄のような麻薬スキャンダルはこれからが始まりだ。
25日、食品医薬品安全処はユ・アインに対して警察の捜査を依頼した。ユ・アインは2021年1月4日から同年12月23日まで、計73回にわたりプロポフォールを投薬したと伝えられた。5日に1回のペースでプロポフォールを投薬したわけだ。
警察は病院関係者を参考人身分で調査中であり、まもなくユ・アインを呼び調査するとみられる。召喚日程決まっていないが、麻薬投薬の情況が明らかになっただけに調査は差し迫った。
それだけでなくユ・アインは大麻、プロポフォール、第3の麻薬類成分が毛髪検査から出た。ユ・アインの所属事務所UAA側は、「警察側にマスコミを通じて報道された内容に対して何度も問い合わせをしたが、24日午前まで『教えることはできない』という答弁だけを聞いた」と詳しい情況に対して立場を明らかにできなかった。
これに先立ち5日、警察はインチョン(仁川)国際空港でユ・アインの身体押収捜査令状を執行した。警察はユ・アインのプロポフォール投薬容疑で調査に入ったが、簡易尿検査で検出されたのは意外な大麻の主成分となるテトラヒドロカンナビノールの成分だった。
さらに毛髪検査でプロポフォールの陽性が出た。簡易尿検査でプロポフォールの陰性が出たが、毛髪から陽性が出たのだ。食品医薬品安全処はプロポフォールの処方頻度が過度に多いとして捜査を依頼し、その結果麻薬投薬の疑いが発見された。
ユ・アインの相次ぐ麻薬投薬情況に広告界は早くも“損切り”をした。来たる6月に撮影を控えたNetflixシリーズ「地獄が呼んでいる2」は非常事態となり、公開および公開予定だった映画「勝負」や「ハイファイブ」、Netflixオリジナルシリーズ「終末のバカ」は赤信号が灯った。
麻薬投薬も衝撃的だが、1か月に6回のペースでプロポフォールを投薬しただけで足りず、“第3の麻薬”成分まで検出されたという報道に大衆たちは衝撃を受けた。演技的に信頼して見ることができる俳優だったユ・アインのみじめな後ろ姿を知ることになった大衆たちは憤った。
ユ・アインの麻薬スキャンダルは本格的に始まった。芸能界にプロポフォールの投薬の疑いで自粛を経て帰ってきたスターたちが多いが、ユ・アインの麻薬常習投薬の疑いは許されだろうか。ユ・アインの芸能界活動に地獄の道が開いた。
WOW!Korea提供