BTS(防弾少年団)ジョングクが紛失した帽子を1000万ウォンで中古取引しようとした元国立外交院職員が略式起訴された。
7日、法曹界によるとソウル中央地検刑事6部は横領疑惑を受けたA氏を3日、略式起訴した。
検察は最近、検察市民委員会を経てA氏を略式起訴することに決めたという。検察市民委の出席者の多くは、略式起訴をすることが適切だという意見を出したと把握された。
A氏は昨年10月17日、中古取引サイトに外交部「公務職員証」の写真とともに、ジョングクの帽子を1000万ウォン(約100万円)で販売するという文を掲載した。彼は「BTSがパスポートを作るためにパスポート課に極秘で訪問したときに待合室に置いていった」として「紛失物申告後6ヶ月間、電話や訪問がなかったため、習得者(販売者)が所有権を獲得した」と付け加えた。
しかし、警察の確認の結果、帽子関連の紛失物申告は照会されず、外交部の紛失物管理台帳資料にも2021年5月から昨年2月まで発生した紛失物の中に帽子はなかった。
問題が大きくなるとA氏は販売ポストを削除した後、「外交部から退社した」と明らかにし、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)のある交番に自首した。A氏は2021年8月、瑞草区(ソチョグ)の外交タウンでジョングクの帽子を習得したと調査された。
A氏は警察捜査過程で疑惑を認め、ジョングク側もA氏に対する処罰を望まないという意思を明らかにしたと伝えられた。
警察は昨年11月、A氏を横領容疑で検察に送致した。検察は帽子をジョングク側に返す予定だ。