今回は、聴くだけでハッピーになれるK-POPソングを紹介します!
IU「Dlwlrma」
「Dlwlrma」は、韓国歌手「IU」が2017年に発表したアルバム『Palette』の収録曲。
「一番輝いているのは“今”“まさに私たち”という瞬間だ」と高らかに歌ったこの曲は、ポップジャズテイストで進行していき、まさに聴くだけで気分が上がる曲間違いなし。
「Dlwlrma」というタイトルは、IUの本名「イ・ジウン」を文字って幼少期にあだ名として使われていた「イ・チグム(韓国語で「今この時」)」をキーボードで打ったときの英語配列をそのままタイトルにした。
作曲を担当したのはシンガーソングライターの「キム・ジェフィ」、作詞はIUが自身で書いたことでも話題となった。このコンビは、これまでIU「Through The Night」や「Heart」といった大ヒット曲を世に送り出した名コンビ。まだこの曲を聴いたことがない方も、IUの軽やかな歌声と表現豊かなメロディーラインが新鮮で、絶対に気に入るはず。
MELOMANCE「Tale」
韓国のデュオ「MELOMANCE」は、2013年にボーカルのキム・ミンソクとピアノのチョン・ドンファンで結成され、2015年にミニアルバム「Sentimental」でデビューした。
最近では韓国ドラマ「社内お見合い」のOST「Love,Maybe」でも話題だが、今回紹介するのは彼らが2022年5月に発売したEPアルバム『Invitation』の同名タイトル曲「Invitation」。恋のトキメキと季節の始まりを「Invitation(祝祭)」に例えた曲だ。華やかな弦楽器とピアノのメロディ、そして独特な声質とどこまでも伸びていく高音が特徴的なボーカルは、聴くだけで春が訪れてきそうだ。
単純に「恋をすることの喜び」を歌っている曲でもあるが、「また祝祭が開かれることの喜びを、一緒に共有できる誰かがいる」ということに対しての感謝を込めているとも捉えられる、とても暖かい気持ちになれる曲でもある。
CHEEZE & Eric Nam「Perhaps Love」
「Perhaps Love」は、2006年に韓国で放送されたドラマ「宮(クン)~Love in Palace」の大ヒットOSTで、韓国歌手「CHEEZE」と「Eric Nam」が2017年にリメイクした。
劇中の主人公たちのように想像していなかった感情に混乱しながらも、少しずつその恋心を認めていくカップルのための曲として制作された。
リリースから11年後にリメイクされ、原曲よりもオーケストラやエレクトリックピアノ、ビートパートが活かされており、さらに洗練され現代風にアレンジされているのが特徴。加えて、優しい歌声が際立っているボーカルが、より一層この曲を柔らかなラブソングに作り上げている。いつの時代も廃れない「初期のカップル」を描いたこの曲は、聴くだけで恋をしているような高揚感を味わせてくれる。
WOW!Korea提供