「取材レポ」YOUNITE ユーモア溢れるトークとキュート&パワフルなパフォーマンスでファンを魅了! 「今年1年YOUNITEと一緒に良い思い出を作っていきましょう!」

2023年1月8日東京・Zepp Diver City(Tokyo)にて、YOUNITEの来日ファンミーティング「1st FANMEETING IN JAPAN “Winter Blossom”」が開催された。YOUNITEはAB6IXが所属するBRANDNEW MUSICから2022年4月20日にデビューした9人組ボーイズグループ。人気オーディション番組「PRODUCE X 101」から誕生したグループX1出身のウンサンや「LOUD」参加のキョンムン、「高等ラッパー4」参加のDEYなどが所属するグループということで、デビュー前から注目されていた。そんな彼らが、デビュー以降初めて日本でファンミーティングを開催。イベントではライブパフォーマンスはもちろん、メンバーの性格や個性が垣間見られるQ&Aやゲームなどをして、日本のYOUNIZ(ファンの呼称)との楽しい時間を過ごした。本記事では昼公演をレポートする。


開演時間が過ぎ、ステージ中央のビジョンにオープニング映像が流れると、メンバーの登場を待ちわびるファンの視線はステージに集中。高揚感が高まる空気の中、YOUNITEが登場すると、会場に歓声が響く中、ファンキーなギターサウンドが魅力の「1 of 9」を披露した。爽やかな歌声とキュートな振付で会場を盛り上げると、続く「AVIATOR」では、アタック感の強いビートにのせて、さらに高く、遠くに飛び立つというYOUNITEの覇気あふれる自信を表現し、会場の雰囲気をさらに熱くさせた。

パフォーマンスを終えると、「せーの、Y-O-UNITE! こんにちは! YOUNITEでーす!」と日本語であいさつ。日本でのファンミーティング開催の感想を聞かれたウンホは「こんなにたくさんのファンの方々が来てくれるとは思いませんでした。リハーサルの時も客席を見て、客席が全部埋まれば良いなと思っていて、ステージに登場するまではわからなかったので、いざステージに立って客席を見たらたくさんの方々が来て席を埋めてくれていたので、とても感謝していますし、気分が良いです。ありがとうございます」と伝えた。今年初めてのライブという彼ら。ヒョンスンは胸をおさえながら「今、ここがドキドキです」と日本語で伝えると、ファンもドキドキさせていた。
年末年始の過ごし方について聞かれると、ファンミーティングの準備をしたり、家族と新年を迎えたというメンバーのほかに、スティーブは「このイベントがあるからわくわくして眠ることができませんでした」とイベントを楽しみにしていたことを明かして、ファンを喜ばせていた。

近況トークを終えると、ファンから事前に募集していた「Q&A答えて! YOUNITE!」のコーナーへ。ボックスから質問を引いたシオンは、「落ち込んだ時、元気を出したい時に聴いて欲しいYOUNITEの曲は?」という質問に「Ring Ring Ring」と「COME AROUND」をおすすめし、「『Ring Ring Ring』は電話のベルの音を歌にして表現したのですが、YOUNIZの皆さんに電話をするような感じで辛さを癒す曲。『COME AROUND』は曲自体が明るいので辛いときでも元気になるような曲です」と答えた。また、キョンムンは「ウンサン兄さんが作詞・作曲した『Bestie』です」と伝える。すると、ウンサンが「歌ってあげます。エコーください」と言って歌おうとすると、エコーのかかっているマイクにプラスして、自らエコーがかった声で歌ってみせ、笑いのセンスでファンを楽しませる。

ヒョンスンが引いた質問は「ライブ前のルーティンはなに?」。彼は「口周りを解すために、ブルルル(唇を振動させて)ってこうして解します。それでも解れなかったらプッシュアップをします」と答え、腕立て伏せを見せてファンを驚かせる一幕も。続いてキョンムンは「喉を解すために、実際に首をマッサージします。首の筋肉が声帯と繋がっているので、それを解すようにします」と回答。ここで隣に座っているヒョンソクの喉を解してあげることに。しかしこのマッサージは若干痛みがあるとのことで、ヒョンソクが「優しくね」と注文。キョンムンのマッサージにおびえるヒョンソクの「タッチ程度で・・・タッチ、タッチ」と繰り返す声が会場に響き、ファンの笑いを誘った。

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2023.01.29