韓国アイドルグループの“魔の7年”を迎えるガールズグループ「BLACKPINK」が、YGエンターテインメントと再契約するのか、今から注目が集まっている。
契約期間はことし8月に満了となる。
23日、メディア「文化日報」はYGエンタと「BLACKPINK」の再契約の過程が順調ではない見通しだと報じた。
報道によると、7年間、グローバルスターとなった「BLACKPINK」の価値がとんでもなく上昇しているという。LISAには海外から1000億ウォン(約100億ウォン)れべるのギャランティーが提示されたといううわさも登場しているほど。LISAはタイが故郷のため、タイや中国といったアジア市場で天文学的な額を提示するとみられる。
ただメンバーが契約金だけを見て決めたりはしない。「BLACKPINK」の商標権を持っているYGエンタと手を組めば“原型”を維持できる。
業界関係者は、YGエンタが「BLACKPINK」と再契約するためには、メンバー1人当たり少なくても200億ウォン以上の契約金を提示しなければならないと見ている。現在、「BLACKPINK」が開催中のワールドツアーは、入場券1枚当たり約12万ウォン、計150万人を動員した。これを計算すると、公演の売上だけで1800億ウォンだが、そこにアルバム発売や音源収益、広告撮影などその他の活動を全て考えると、YGエンタは「BLACKPINK」を離さないために少なくない契約金を提示するとみられる。
また業界関係者は「再契約期間は通算2~3年程度だ。もしうわさ通りに1人当たり200億ウォンずつ、計800億ウォンの契約金を払うと仮定した時、YGエンタが2~3年で収益を出せるのか計算しなければならない」と伝えた。
最近、YGエンタが新人ガールズグループ「BABYMONSTER」のローンチを発表したのも今後、「BLACKPINK」との再契約が難航を経ることを念頭においてのことだと分析されている。YGエンタは他の主要歌謡企画会社に比べて層が薄いほうだ。最近、ボーイズグループ「iKON」のメンバー全員がYGエンタを去るなど、所属グループの数が減っている。このような状況の中で「BLACKPINK」がこれ以上、YGエンタと一緒にできなければとんでもない打撃を受けざるを得ない。もしそのような状況になれば、「BABYMONSTER」を代案として被害を最小化にしようと試みる可能性が高い。
「BLACKPINK」が現在開催中のワールドツアーは6月で終わる。契約満了まで2か月という時だ。
WOW!Korea提供