実際に自分が所有している服を撮影で活用したりもした。パク・ヒジョンは「私が自分で海外で購入した服の数々を撮影の時に沢山着用しました。気に入って買ったんですが普段着るには負担なものもあって、ドラマの中でソンホがモデルなので似合うんじゃないかと衣装チームに自然に尋ねてみたんですが、喜んでくれて着用する流れになりました」と裏話をした。
ファッションの物語、又モデルの物語を込めた作品であるだけあってパク・ヒジョンにとって「ザ・ファビュラス」は、より特別で大切だ。彼女は「久々にファッションの物語が出て、更にモデルの物語がこんなに扱われているのも初めてではないかと思います。1次オーディションの時に“私がやらなくてもこのドラマが上手くいけばいいです”とも伝えました。一般の方々にとっては、モデルは派手であるとだけ思われているけど、この作品を見て間接的にだけでも魅力的に感じてくれれば私も気分が良いからです」と微笑んだ。
だが、2次オーディションではツライ感情も経験したという。パク・ヒジョンは コレクション参加のために訪問したパリでZOOMを通じて2次インタビューを受けたという。「ジン・ヨンスに向かって大声で叫びながら話す感情シーンがあったのですが、それがオーディションシーンでした。その時私が抱いていた感情とソンホの感情が近い部分が多くて共感ができました。パリという遠い場所で独りでいるような感覚が大きく身に染みて大泣きしながらオーディションを受けました」と話した。
モデルとしてこれからの活動にも漠然とした感覚を感じていたパク・ヒジョンは、複雑な心境の中で「ザ・ファビュラス」合格の結果を受け、新たな夢を抱くこととなった。
彼女はモデル活動前にも役者への夢を抱いていたとし、「幼い時から他人の前で表現することが好きだったのだと思います。モデル、女優、アイドルと夢を抱いてきました。モデルと女優は表現することが似ているようで異なりますが、これからは新たな事に挑戦していきたいと思うようになり、役者を始めることにしました」と話す。
「ザ・ファビュラス」でイェ・ソンホは、クールに見えるが誰よりも温かい心を持つ人物だ。先輩として後輩達を守る大きなシーンがあり、危機に立ち向かいもする。
イェ・ソンホを演じながら彼女に惚れたパク・ヒジョンは「台本を読むとソンホが凄くかっこいいんです。作家さんに“かっこよく書いてくださって感謝します”というメッセージを送りもしました」と明かした。
パク・ヒジョンは女優として成功的なスタートを切ったが、機会があればモデルの仕事も並行したい気持ちでいる。彼女は「新人の友人達との機会も必要だし、私が年齢も重ねているので昔のようにはできないけど、できる限り並行したいです」と明かした。
モデルとしては “トップ”の位置にいるが、女優としては新人のパク・ヒジョン。 彼女は「与えられたことは全て一生懸命にはりたい気持ちでいます。今回のドラマでは役者を完璧に学ばない状態で私をキャスティングしてくださりました。今後女優として新たな作品を通じて、今回一緒だった人たちに成長してかっこよくなった姿をお見せしたいです。これから準備する時間がどれだけかかるのかわかりませんが意味ある時間過ごし今を輝く女優の方々と肩を並べられるカッコイイ女優になりたいです」と願いをほのめかした。
WOW!Korea提供