韓国のミュージカル「星の王子さま」が3月4日から4月23日まで、ソウル中区忠武アートセンター中劇場ブラックで公演する。
公演制作者HJ CULTUREが制作した「星の王子さま」は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの同名小説を原作にしているミュージカルだ。2018年初演で全席完売を記録し、2019年と2021年にも再び舞台に上り温かい台詞と感性的な音楽で観客から好評を受けた。
2年ぶりに戻って来た今回の公演では劇中のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ役を俳優チョン・ドンファ、アン・ジェヨン、ドンヒョンらが担う。チョン・ドンファは2019年と2021年の公演で、ドンヒョンは2021年公演でアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ役として出演した。アン・ジェヨンは今回が初の「星の王子さま」の出演だ。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが出会う神秘的な少年、星の王子さま役には俳優イ・ウジョン、ファン・ミンス、ジョン・ジウがキャスティングされた。イ・ウジョンは2018年の初演と2019年の公演で星の王子さま役を演じている。ファン・ミンスとジョン・ジウは初の星の王子さま役として新たな魅力をみせる予定だ。
劇中で薔薇、蛇、狐等の多様な役を消化する“僕”役には、2021年公演に上った俳優ジョン・ウヨンが出演する。女優のソン・ヨンミ、チュ・ダウンも”僕”役として交代で舞台に上る。
「星の王子さま」は作品性を認められ昨年10月に台湾公演制作者C ミュージカル(C MUSICAL)と契約を結び、レプリカ形態で台湾へライセンス輸出した。
公演関係者は「時代を問わず全世界の人々へ人気となった小説「星の王子さま」の、響きあるメッセージと実力ある俳優らの真正性ある演技と歌が出会い、現代の時代の大人たちに感動を送る作品である」と紹介した。
WOW!Korea提供