韓国イメージコミュニケーション研究院(ICIC)が主催する韓国イメージ賞の授賞式で、俳優のイ・ジョンジェがディディムトル(=踏み石)賞を、元フィギュアスケート選手のキム・ヨナには礎賞を受賞した。
ファン・ソンウ選手は若葉賞に輝いた。
ICICは11日、ソウル・インターコンチネンタルコエックスホテルで韓国イメージ賞受賞式を開催した。今回はICIC創立20周年を記念し、受賞者のほかにパク・ジン外交部長官やフィリップ・ゴールドバーグ米国大使など、グローバルな要人が出席し関心を集めた。
チェ・ジョンファICIC理事長は、開会式で「この賞を輝かせてくださったパク・ジン外交部長官を始めとする来賓の皆さまに感謝申し上げます」と述べた。パク・ジン外交部長官は祝辞で「韓国イメージコミュニケーション研究院が創立20周年を迎えた意味深い年」だとし、「韓国のイメージを高めるために着実に努力してきたチェ・ジョンファ理事長に敬意を表する」と話した。
この日、イ・ジョンジェは韓国イメージ踏み石賞を受賞した。主催者側は「ジャンルを超えた抜群の演技力でKコンテンツの真髄を全世界に広く伝えた。特に『イカゲーム』でエミー賞の主演男優賞を受賞し、スパイアクションスリラー映画『HUNT』では監督を務め、ドラマと映画を韓流の中心に据える“踏み石”の役割をした」と受賞理由を説明した。
海外での映画撮影のため、映像で受賞コメントを寄せたイ・ジョンジェは「韓国人として韓国のコンテンツ、韓国の文化、その何かを少しでも海外へ伝えられたということだけでも、とても光栄で嬉しく思っています」と述べた。
今後も監督業と俳優業を並行していくのかという質問には、「自分の才能やできる領域を広げることは重要なことです」と話した。
キム・ヨナは、バンクーバー冬季五輪の金メダル獲得を始め世界新記録を11回も達成するなど目覚ましい活躍をみせ、韓国のイメージの向上に持続的な貢献をしたとして韓国イメージ礎賞を受賞した。キム・ヨナは授賞式に出席し、「幼かった頃に賞を頂いたのですが、礎賞まで頂いて感謝いたします」「引退してずいぶん時間が経ちましたが、今でも私の姿を覚えて下さる多くの方々に感謝します」とコメントした。
ファン・ソンウ選手は、韓国水泳界に彗星のごとく現れ、アジア新記録や韓国新記録を樹立したことから、韓国イメージ若葉賞を受賞した。「まだ未熟な部分も多いですが、イメージ賞を頂けて光栄です」「今後も選手として良い姿を見せられるよう努力します」とコメントした。また、「昨年は世界選手権で優勝という大きな結果を得ることができましたが、これからの目標は自分自身の記録を破り、さらに良い記録とメダルを獲得したい」と抱負を述べた。
ICICは2005年から毎年1月に韓国イメージ賞の授賞式を開催。在官外交使節を始め、国内外の各分野のオピニオンリーダーが出席し、一年を輝かせた人物や事物、団体に対して韓国イメージ賞を授与している。
WOW!Korea提供