JUNSEOは、YUKUがすすめてくれた曲の中で一番のお気に入りだというZONEの「secret base=Kimi ga kuretamono~」をアカペラで歌唱。イントロの伴奏まで自ら歌い、ファンの手拍子に合わせて甘い歌声を届けた。HARRY-JUNEは、Fujii Kazeの「Kirari」の曲に合わせてフリースタイルダンスを披露。しなやかでキレのあるダンスで会場を盛り上げた。選曲理由については「日本の曲を探していて、何をしようかと思っていたときに、爽やかな曲があったんです。なので、これをやってみようかなという気持ちでフリースタイルをやってみました」と伝えた。
続いてGKは、「生まれて初めて日本語のラップに挑戦してみました」と、2PMジュノの「I Love You」のラップ部分をアカペラで披露。「♪Cuz you're my sunshine I love you」と言って締めると、指ハートを作ってファンに愛をプレゼント。選曲理由については「YUKUが練習生の時に披露してくれたのですが、この曲がとても気に入っていて、いつかYUKUと一緒に見せたいと思っていました。今回は自分だけがアカペラで披露しましたが、いつかYUKUと一緒に聴かせたいと思います」と伝え、ファンの期待を高まらせた。
YUKUのソロステージは、Vaundyの「napori」を透明感のある歌声で披露。YUKUは「TikTokを見ていたら最近この曲が流れてきて、オシャレで大人の雰囲気がいい感じで歌詞も良かったので選びました」と選曲理由を伝えた。LUNEのステージでは、「本当にドキドキします」と日本語で言ってからD.O.の「That’s okay」を披露。柔らかいアコースティックギターに乗せて、儚く甘い歌声を響かせた。選曲理由については「他のメンバーみたいに日本語の曲を選ぼうと思っていたんですけど、自分が好きで歌詞の意味も気に入っているので、その歌詞の意味を伝えたいと思い、韓国語のこの曲を準備しました」と語った。ラストはTEO。YUKUがすすめてくれたTAEMINの「世界で一番愛した人」をアカペラで披露。エモーショナルな歌声を会場に響かせた。
一人ひとりの魅力を堪能してからは「Work Hard」のパフォーマンスへ。柔らかなシンセプラックサウンドが幻想的に響き、「メイル ナン イルヘーヨ(毎日僕は仕事してる)」と繰り返すフレーズがクセになる。1曲だけのパフォーマンスにメンバーも残念がりながらも、続いてファンからの質問に答えるQ&Aのコーナーへ。「日本に来てびっくりしたことは?」という質問にLUNEは「左側通行ということが驚きました。言葉では聞いていましたが、実際に日本に来たら慣れてなくて驚くことがありました」とコメント。宿舎での部屋構成についての質問は、HARRY-JUNEとGK、D1とYUKU、マネージャーとHEECHANの3組は2人部屋、TEOとE-CHANとLUNEは1人部屋でJUNSEOは居間とのこと。YUKUは「JUNSEOはもともと3人部屋だったんです。キッチンとエアコンがあるところに行って、一人で夏は涼しく、冬は暖かく…」とビハインドを伝え、会場の笑いを誘った。
トークやソロ・ユニットステージなどで盛り上がったイベントは、あっという間に終盤を迎え、最後にメンバー一人ひとりの挨拶へ。
HARRY-JUNEは「初めて日本のショーケースをすることになりましたが、たくさんの方々にお越し頂きありがとうございます。海外でショーケースをすることは簡単なことではないのに凄いことだと思います。これからも頑張りたいと思います。愛しています」と伝え、TEOは「きょうはたくさんの日本のBBに会うことができて本当に嬉しいです。マスクを取ってお会いできるときまでずっと会いましょう」とファンの期待を高め、YUKUは「韓国デビューして3年経って、最初の方に日本に来れるかもっていう話しがあったのですがそれもコロナのせいでなくなっちゃったんですけど…。こうやって3年越しに来ることができて、しかも僕の母国でありますし、思ったよりたくさんの方々に来ていただけてありがとうございます。今回はショーケースという形ですが、次は僕たちの曲をもっとたくさん見せて。もっともっとかっこいい姿で戻ってきますので、そのときもぜひ来てください」と今後の日本活動に向けた意気込みを語った。
E-CHANは「まず、ここに来てくださったすべての皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。日本語でレコーディングしてから、この曲をいつになったら披露できるのかとやるせない気持ちでした。生まれて初めて日本語の曲を披露することでとても記憶に残るステージにもなりましたし、これからもたくさんお会いできたらなと思っています。愛しています」と感慨深く語り、D1は 「僕はまだ日本語は変ですが、日本語で話します。まず、日本でショーケースができて良かったです。日本のBB立ちを見ることができて良かったです。そして、今日をスタートにもっと会いたいです。きょう、楽しんでくれてありがとうございます。とっても会いたかったです」と完璧な日本語で伝えると、会場から大きな拍手が送られた。LUNEは「素晴らしい環境とたくさんの大切なBBの皆さんと一緒に時間を過ごすことができて嬉しかったです。これからも今日よりももっと楽しく過ごせる時間はたくさんありますので、楽しみにしていてください」と伝え、HEECHANは「日本語で話します」と前置きをし「(日本語→)僕は日本語の試験を受けました。(韓国語→)あと一問当たれば合格だったんです。とても残念でした。(日本語→)そしてショーケース来てくれてありがとうございます。日本語が上手じゃないですが、これから一生懸命頑張りたいと思います。愛しているよ」と韓国語を交ぜながらも頑張ってコメント。
GKは「ついに日本に来ることができてとても嬉しいです。もともとはデビューしてすぐに来る予定だったのですが時間がかかってしまい申し訳ないと思います。MVを撮るたびに、『この活動を終えたらすぐ行くよ』と言っていたのですが、やっと来ることができました。日本がこんなに近い国だとは知りませんでした。近いところに住んでいるのでこれからもたくさん会えればと思っています。愛しています」と再会を約束。JUNSEOは「日本での初めてのショーケースを終えることができましたが、BBの皆さんが楽しんでいてくれたようで良かったです。またすぐに戻ってきますので、楽しみにしていてください」と伝えると、最後に日本語で「きょう、来てくれてキュンです」と言ってキュートな魅力をのぞかせた。
そしてショーケース最後を締めくくるステージは、オールドスクールとニュースクールが調和した「Tell me Tell me」を披露。メンバー同士でハートを作ったり優しい笑顔を見せたりとキュートな魅力を見せ、GKの「Let’s Go!」という掛け声で「Sorry Mama(JP ver.)」のステージへ。哀愁に満ちたサウンドにのせてエネルギッシュなパフォーマンスで会場を心地良い熱気で包み込んだ。続くアンコールでは「Get Away」を披露。愛する人と旅立ちたいという気持ちを、伸びやかな甘い声で歌い上げ、ファンの心をあたたかく満たした。
約2時間に渡って行われた日本での初ショーケースは、今後の日本活動への期待を膨らませながら、盛況の内に幕を閉じた。
取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)
DKB JAPAN – DKB日本公式オフィシャル:https://dkb.jp/