BTS(防弾少年団)のグラミー挑戦記…プレゼンターからパフォーマに、そして受賞候補

BTS(防弾少年団)のグラミー賞挑戦記がネットユーザーの関心事として浮上した。彼らが3回連続で受賞候補にノミネートされることに成功している。
グラミー賞は歌手、プロデューサー、録音エンジニア、評論家などが属する団体であるメリカのレコード芸術科学アカデミー会員の投票で候補と受賞者を選ぶ音楽授賞式だ。大衆的人気やチャートの成績よりは音楽的完成度を主要な評価指標とし、アメリカの最高権威音楽授賞式に数えられる。


BTSはアメリカのもうひとつの主要音楽授賞式である「アメリカンミュージックアワード」と「ビルボードミュージックアワード」で受賞したことがあるが、グラミー賞のトロフィーである「グラモフォン」を手にしたことはない。
グラミー賞との縁は2019年からずっと続いてきた。BTSは2019年に開催された61回の授賞式に「ベストR&Bアルバム部門」のプレゼンターとして舞台に上がってグラミー賞と初めて縁を持った。翌年の62回の授賞式ではラッパーのリル・ナズ・Xとコラボ公演を披露した。


初めて受賞候補になったのは2021年の63回授賞式の時だ。BTSはヒット曲「Dynamite」でベストポップデュオ/グループパフォーマンス部門の受賞候補になった。K-POP歌手として初めてグラミー賞にノミネートされた彼らは、授賞式で初めて単独公演も披露したが、受賞はできなかった。
今年開催された64回授賞式では「Butter」でベストポップデュオ/グループパフォーマンス部門候補にノミネートされ、もう一度単独公演も繰り広げたが、受賞者にはなれなかった。

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2022.11.16