SBSラジオ「Cultwo Show」のDJキム・テギュンが、イテウォン(梨泰院)で発生した雑踏事故に対し、悔しさと悲しみの心境を明かした。
DJキム・テギュンは4日に放送されたSBSラジオ「Cultwo Show」をスペシャルDJを迎えずに一人で進行した。
この日、あるリスナーが「(梨泰院事故の)犠牲者の大部分が20代ということで、うちの娘と同じ世代」とし、「空の星となり、心配のない世界で過ごしてほしい」と犠牲者の冥福を祈った。
このメッセージを読み上げたキム・テギュンは「本当に悲しい事故だ」と共感し、「夢半ばで、まだスタートした段階で”若い花”たちが散ってしまった悲しい現実」とコメント。
続いて、男性グループ「god」の楽曲「普通の日」を選曲したキム・テギュンは、「普通の日、何事もない日、平凡な日がいかに大切か、感謝すべきことかを感じているのではないかと思う」と語った。
また「(きょうは)いつもの金曜日とは異なる雰囲気」とし、「毎日毎日、何気なく流れている感じというか。長くも感じるし、大きなひとつが抜け落ちているような感じというか。一日、二日過ぎたのかなとぼんやり考えているようだ」と無念さをあらわにした。
「とは言っても…その間に月が変わり、天気もどんどん寒くなり、2週間後には大学修学能力試験が迫っている」としたキム・テギュンは、「こうして時間は過ぎていく。時間が約束することもあるが、その中でわれわれは少しずつ強くなると信じて疑わない。大切な日常を守りながら、生きていこう」とリスナーに呼びかけた。
WOW!Korea提供