映画「20世紀のキミ」キム・ユジョン…「学生時代は恋よりも友情が大切」


「ずっと国民の妹のままでいてはだめですか?」

女優キム・ユジョンが自分についている修飾語を気に入って、このように明かした。

キム・ユジョンは最近、映画「20世紀のキミ」で行われたインタビューで、「私にそんな修飾語があるとは知らなかった。皆さんがそんな風に身近に、気楽に見てくれているということですね。すごくうれしい」と喜んだ。

キム・ユジョンは4歳の時にCMモデルとしてデビューし、いつの間にかキャリア20年の女優になった。大きな瞳のきれいな顔にしっかりした演技で、幼い頃から関心を一身に受け、大衆に親しまれ、"国民の妹"という修飾語がついた。

キム・ユジョンは「"国民の妹"もいいけど、やっぱり俳優なので"良い俳優""信じて見る俳優"と言われるようになりたい。皆さんに信頼感を与えられる俳優になりたい」と望んだ。

彼女は最近「国民の妹」に続き、「国民の初恋」という修飾語をねらえる作品で大衆と会っている。最近Netflixを通じて190カ国で公開されている青春ロマンス映画「20世紀のキミ」だ。キム・ユジョンは自身が生まれた1999年を背景にした作品で、親友の初恋をかなえるためにキューピット役になる17歳の少女役として初々しい魅力を披露する。

「20世紀のキミ」は公開後、Netflixグローバルトップ10映画(非英語部門)で2位になり、韓国、日本、台湾、ブラジル、メキシコなど合計33カ国でトップ10に入った。

キム・ユジョンは「シナリオを見てすぐに決めた作品」とし「当時の感性を経験してみるのもおもしろそうで、何より今でなければ出来ないジャンルなので引かれた」と話した。

俳優の仕事と学生生活を並行するため、誰よりも忙しかった彼女は、自分も自分が演じるボラのように友情を優先するキャラだったと言い、下校時間に鉄棒にぶら下がって友達とおしゃべりした記憶を思い出して笑った。映画に登場するフロッピーディスクのことは初めて知ったと言い、ビデオテープについては、今また復活してもよさそうだと当時の郷愁を刺激した。

青春ロマンス映画であるだけに「20世紀のキミ」の重要なキーワードの1つは「初恋」だ。この映画は初恋に対する純粋で切ない感情を良く描きだしたという評価を受けている。キム・ユジョンがこの感情をうまく演じたからでもある。

初恋の経験を尋ねられると、キム・ユジョンは「誰かを好きだった経験はあるが、恋というにはまだ」と恥ずかしがりながら「すてきな初恋をしたい」と笑った。


WOW!Korea提供

2022.11.04