「TREASURE」の新曲「HELLO」をTREASURE初心者のライターが聴いてみた


「K-POP界イチ、日本語を喋るアイドル」でお馴染みの韓国ボーイズグループ「TREASURE」の新曲「HELLO」を、TREASURE初心者のライターが正直にレビューしてみた。

TREASURE初心者の私がこのグループについて知っていることと言えば、日本人メンバーがいることと、K-POPSTARで準優勝したイェダムがいること、そして「めっちゃ日本語喋るグループ」としてK-POP界では有名なことである。

調べてみると、TREASUREは2018年に行われたオーディション番組「YG宝石箱」によってデビューに選出された7人と、その後追加メンバーとして選ばれた6人で当初はデビューする予定であった。だが、事務所の事情によりメンバー決定から2年後にデビューすることとなり、その間に1人が脱退し現在の12人構成でYGエンターテインメントからデビューしたとのことである。

筆者は「YG宝石箱」をしっかりと観ているわけではなかったので、その時の事情は知らないがYGの中にも日本人練習生がいるとのことで、「もしかしたらYGから日本人がデビューするのかも!? 」とウキウキした覚えがある。

とにかく、TREASUREに関していえば上っ面の情報しか知らない私であるが、カムバックしたとの情報を聞き、新曲MVを聞いてみた。

今回の新曲「HELLO」は、今月4日に発売された2ndミニアルバム「THE SECOND STEP : CHAPTER TWO」のタイトル曲。

聞いたときに思ったのは、「サウンドがめちゃくちゃYGスタイル」ということ。これまでYGからデビューしてきた男性アイドルを聴いてきた人なら分かるだろうが、彼らの事務所は洋楽からインスピレーションを受けて作られている音楽が非常に多い。J-POPを聴いてきた人からすれば良く言えば「新鮮」、悪く言えば「センセーショナル」である。そんなパンチ強めのビートや衣装を、コンセプトに取り入れることが多い印象だ。特にボーイズグループ「BIGBANG」やガールズグループ「2NE1」はその先駆けといっていいだろう。
そんなように、今回もEDM色の強いビートの上で、みんなで一緒に歌えるようなシンプルなメロディーをつけているなという印象を受けた。

加えて今回の新曲MVを観て「あれ?イェダムどこだ?」と「あれ?日本人メンバーが何か少ない気が…」という2つにひっかかった。TREASUREが大好きな方々、申し訳ない。メンバーのイェダムとマシホが今年はグループ活動休止していることを知らなかった。イェダムは「アーティストとしてプロデューススキルを高めたい」という理由から、マシホは健康上の理由から年内活動は休止とのこと。万全な状態になったときにいつでも帰ってきておくれと親心を抱きながら、そっと祈りました。

後、曲のクレジットを見てみると作詞作曲の欄にメンバーの「チェ・ヒョンソク」「ハルト」「ヨシ」の名前が記載されていた。K-POP界では目標になりつつある「自分たちで曲をプロデュースして発売する」ということを、彼らも求めているのかもしれない。

ということで、「TREASURE初心者のライターが新曲「HELLO」を正直にレビューしてみた」でした。

WOW!Korea提供

2022.10.05