韓国作家ホ・ジウンが最近「BTS(防弾少年団)」を巡る政界の兵役特例の動きに対して間接的に考えを伝えた。
ホ・ジウンは12日、自身のインスタグラムに最近自身が発刊した本「最小限の隣人(原題)」の一部分を抜粋した文を掲載した。
ホ・ジウンは「免除という単語の隠れた意味を再確認するたびに、韓国社会で兵役が一種の懲罰として機能していると感じる」として「大きな成就、法を破る意志もない普通の人が必ず甘受しなければならない懲罰のことだ。 そのため、有名人や金メダリストの軍免除の話が取りざたされると、考えが複雑になる」と話した。
彼は「高い収益と順位とメダルで原罪を帳消しした人だけがこの懲罰から自由になれる」として、このような兵役特例に対して「決して公正ではない」と所信を明らかにした。
ホ・ジウンは続けて「そのように卑劣な方式で義務を無視した人々が今、私たちの社会のあちこちに堂々と位置を確立している」として「兵役は大韓民国軍隊ですごいことを学んでくるから重要なのではない。 憲法の前に「すべての人は同等の権利と義務を持つ」という原則のため重要だ。 原則がなければ我々は何ものでもない」と強調した。
国益に寄与した大衆文化芸術家を兵役特例対象に含ませることを骨組みとした兵役法改正案が韓国国会に係留中だ。 国威宣揚に寄与した芸術家と体育人、専門研究・産業技能人材などの兵役義務を免除または代替する特例制度が存在した中で、「BTS」を兵役特例対象に含めるべきだという主張が繰り返されている。
来年30歳になるJIN(本名キム・ソクジン、92年生まれ)は今年末まで兵役が延期された状態で、来年新年には入営通知の対象になる。 入隊まで時間があまり残っていないだけに、政界を中心に法改正の声が一層高まった状況だ。
WOW!Korea提供