「イベントレポ」EXID 待望のJAPAN TOURがスタート!超満員のZepp DiverCityで大熱狂を巻き起こす!

5人が再びそろったのは「TROUBLE」。「Bad Girl For You」にしても然り、デニムのショートパンツに色違いのシャツを羽織った彼女たちのパフォーマンスは、あまりにも艶っぽい。
エリー「声は出せなくても、みなさんの目の光で盛り上がりを感じてますよ!」
ハニ「私たち、3年ぶりに日本に来ました。こうしてステージに上がるのも久しぶりなんです」
ジョンファ「みなさん、とっても運がいいですよ?(笑) 久々にステージをお見せするので、これまで披露していなかった曲を準備しました」
ヘリン「みなさん、Dasoniわかる?」
ハニ「Dasoniは私とソルジが9年前に組んだユニットなんですが、今回初めてステージで「Goodbye」を歌いました」
ヘリン「すごいね、9年だと赤ちゃんが小学3年生になる?」
ジョンファ「そうですね(笑)。稽古場で久々に歌ったとき、私たちも年を重ねたんだな、と思いました」
ソルジ「マンネ(末っ子)がそんなこと言ってどうするの!(笑)」
ジョンファ「でも、こうやって久しぶりにみなさんに私たちの姿をお見せすることができて、心にぐっとくるものがあります」
ハニ「本当に。たくさんの方がいらっしゃってびっくりしましたし、嬉しいです。ありがとうございます」
和やかなトークに、相変わらずの5人の仲のよさと、ファンへの愛と感謝がにじむ。その後も、「久しぶりだから、私、超楽しい!」とはしゃぐヘリンがなにかと日本語でオーディエンスに語りかけたり、順番にかわいいポーズをしていったり。気取らず愛らしい素顔を垣間見ることができるのも、ライブの醍醐味だ。



本編ラストのブロックは、圧巻だった。エリーのラップ、ジョンファのダンスの見せ場にも高まった「L.I.E」。ソルジのハイトーンにしびれた「Ah Yeah」。腰を前後に振る“骨盤ダンス”で魅せた「UP&DOWN」。美しくて力強いEXIDは、最強にかっこいい。「HOT PINK」で始まったアンコールでは、メンバーから嬉しい言葉を聞くこともできた。
エリー「みなさんにお見せしたいものがたくさんあったので、一生懸命準備しましたが楽しかったですか?」
ソルジ「(観客の大きな拍手に)素晴らしい! 久しぶりの日本ツアー初めての公演で、みなさんと私たちはとても意味のある関係になれましたね」
ハニ「そして、私たちは10周年を迎えました」
ヘリン「10歳おめでとう、おめでとう」
ジョンファ「10周年を記念するなにかしらの大きなこと、みなさん期待していてください」
そう告げて、メンバー全員が作詞に参加した「WE ARE..」へ。

<いつも一緒にいる><愛してるよ いつも憶えてる><あなたとわたし わたしたち><わたしたちに終わりはない>。フロアの奥のほうまで見渡しながら真心込めて届けてくれたその歌声と想いは、とても温かかった。ラストナンバーは、「Memories」。先のことは、わからないけれど。メンバーとファン、お互いが<遠く離れて会えない間も 君のことを想うと 力が湧いてくる>存在であるということ、それはいつまでも変わらない。“Exceed In Dreaming=夢を超える”に由来するグループ名を背負い、10年という月日を歩んできたEXIDは、歌、ダンス、ヴィジュアルと非の打ち所のないグループ。「10周年を記念するなにかしらの大きなこと」はもちろん、再び日本のステージに立つことを心から願っている。

※ EXID JAPAN Official SITE:https://exid-official.jp/
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2022.09.03