チュウォン主演映画「カーター」、Netflixグローバルトップ10非英語映画1位

 

このシーンは「『カーター』は”ワンテイク映画を作ってみたい”という思いから始まった作品」というチョン・ビョンギル監督が追求したかったことを最もよく表現したシーンで、チュウォンも「カーターの強烈な第一印象のために体を作って、その膨大なアクションの呼吸を全て覚えた」と苦労したビハインドを打ち明けたりもした。

よどみない地上アクションシーケンスも「カーター」の自慢だ。オートバイ、ワゴン車、トラックまで次々と吹き飛ばすシーンは「アクションの、アクションによる、アクションのための映画」という修飾語の定石を見せる。特にCIAにつかまったチョン・ハナ(キム・ボミン扮)を救うため、走っているワゴン車でエージェントと激しく戦うカーターの姿は手に汗握る。

チュウォンは「ワゴン車シーンでは、限られた空間なので、ひざまづいた状態でアクションをしなければならなかったので大変だったが、想像以上にうまく撮れたと思う」と満足感を見せた。高スピードで走るオートバイ、汽車、トラックで繰り広げられる絶え間ない敵との追撃戦は、スピーディなエクストリームリアルアクションの神髄を確認させる。

多くのアクションの中で監督が最も多くの心血を注いだシーンは、スカイダイビングとヘリコプターのシーンだ。たった一つのパラシュートに頼って、唯一の治療薬である少女を救うために飛行機から飛び降りるカーターの姿は、CGではなく、専門のスカイダイバーが直接カメラを持ってカメラに収めた。

また、リアルさを加えるために、実際のヘリコプターと同じ大きさのヘリコプターを特殊製作し、一般的なヘリコプターセットでは感じられないスリルを演出できた。チョン・ビョンギル監督は「きっとヘリコプターのシーンが視聴者に最も印象的だろう」と期待感を高めた。

WOW!Korea提供

2022.08.10