映画館で観るべき!とナ・ホンジンも太鼓判!「美しく芸術的な映像から始まり恐ろしくも心惹かれる終焉を迎えます」ナ・ホンジン&バンジョン・ピサンタナクーン監督インタビュー映像解禁初日舞台挨拶に監督とキャスト陣が登壇し、日本の観客にメッセージも!
『チェイサー』(08)、『哭声/コクソン』(16)で、その名を轟かせた韓国映画界が誇る気鋭 ナ・ホンジンが原案・プロデュースした『女神の継承』(全国公開中)のインタビュー映像を解禁致します‼
恐怖とエンターテイメントの完璧なる融合本作は、カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタート。その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作が完成。タイ東北部イサーン地方を舞台にした本作は、観る者を社会の常識が通用しない戦慄の秘境へと招き入れていく…。
この度、本作の原案・プロデュース、韓国映画界が誇る気鋭ナ・ホンジンとタイ映画興行収入を塗り替えた才能バンジョン・ピサンタナクーン監督のインタビューを収めたが解禁となった。
ナ・ホンジンは「『哭声/コクソン』のあと、続編としてイルグァンの物語を思いつきました」とプロジェクトの出発点を明かすところから始まる。(イルグァンは『哭声/コクソン』でファン・ジョンミンが演じた祈禱師のこと)
その目的を「彼のバックグラウンドを別の場所、別の人物で語る」と語る。バンジョン監督も話すように、当初原案の舞台も祈祷師も韓国を予定していた本作。ナ・ホンジンは「この映画にはリアリティのある映像が不可欠でした。それを撮れる監督が必要だった」と自らの原案の監督に抜擢した監督に大きな信頼を寄せる。「舞台をどこにするか考えました。雨が多く、深い森があって、未舗装の道路がある場所」と、ナ・ホンジン。そのイメージを受けてタイ東北部のイサーン地方をロケ地に決めたバンジョン監督は、撮影前に現地に1年も滞在し調査を行った。映像では東南アジア独特の湿度を感じさせ、神聖な雰囲気の深い森の中で行われる儀式など、思わず目を奪われる圧倒的なシーンが随所に差し込まれる。
「“霊能力の継承”という一族のさだめと“神が継承者を選ぶ”という不確かな未来。この二つが衝突する様子を描きたかった」と本作のコンセプトに言及するナ・ホンジン、それに応えるため監督は「30人以上の祈祷師に会い、専門家にも助言を仰ぎました」と徹底した調査で唯一無二の映像をスクリーンに落とし込んだ。「ナ・ホンジンは“最高”を望み観る者を圧倒する雰囲気を求めていました。新次元の挑戦でした」と手応えを感じたバンジョン監督の言葉通り、完成した映画を観たナ・ホンジンは「映画は美しく芸術的な映像から始まり恐ろしくも心惹かれる終焉を迎えます。プロ意識の高いスタッフの手によってスタイリッシュに表現されました。“映画館で観る価値があるか?”と聞かれたら、“もちろんだ”と答えたい」と称賛を惜しまない。「新しいホラー体験になります。ナ・ホンジンと私の最高傑作であり、これまでにないタイプの斬新な恐怖があります」と監督は自信を覗かせるが、7月29日(金)から日本でも劇場公開が始まると、SNS上では早速「古今東西あらゆる恐怖を詰め込んだ悪夢のような玉手箱」「地獄絵図への加速っぷりが最高」「心臓に悪いがおすすめ」とホラーファンからの絶賛が相次いでいる!
また7月29日(金)公開を記念して監督&キャストが緊急来日し、シネマート新宿で舞台挨拶を実施。バンジョン監督は、「劇場に観に来ていただけてほんとに嬉しいです。この映画は大きなスクリーンで観るために作りました。中には配信だけの国もあります。私とナ・ホンジンさんの意図としては、儀式のシーンなど各フレームを丁寧に作りこみましたので、楽しんでください」と観客に感謝を伝え、何かに取りつかれる美しい娘ミン役のナリルヤ・グルモンコルペチは「観てるときに絶対に目をつぶらないでください!それは皆さんにとってもチャレンジになると思います」と、祈祷師ニム役のサワニー・ウトーンマは「ラストシーンは見逃さないで頂きたい!」とそれぞれ劇場に詰め掛けた観客にメッセージを寄せた。
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