グループBTS（防弾少年団）のJ-HOPEのソロアルバム「Jack In The Box」に対する主要外国メディアの賛辞が続いている。

J-HOPEは15日、ソロアルバム「Jack In The Box」の全曲とダブルタイトル曲「Arson」のミュージックビデオを公開した。海外メディアはBTSのソロプロジェクト開始と共にJ-HOPEの「Jack In The Box」発表ニュースを大きく扱った。

英国の音楽マガジンNMEは「J-HOPEは活気に満ちた姿を脱ぎ捨て、内面の違う姿、音楽性向を表現しようとした。『Jack In The Box』は成功と人間性、情熱など多様なテーマを扱いヒップホップジャンルを通じてJ-HOPEの不安と悩みを共有した」とし「J-HOPEの肯定的で明るい姿が完全に消えたわけではない。依然として随所に真心のこもったポジティブなメッセージを通じて明るい面もうかがえる」と伝えた。

NMEは続けて「『Jack In The Box』は明らかな方向性を提示しており、アルバムの流れはトラックの順に聞くことが最も滑らかだと感じる。『Arsonはこのアルバムで最も完成度の高い曲だ。J-HOPEは強力で止められない存在としてカムバックした」と絶賛し、アルバム評価に5点満点を与えた。

米国音楽マガジンRollingStoneは「計10曲で構成されたJ-HOPEのソロアルバム『Jack In The Box』は彼の芸術的な強みを見せると同時にヒップホップに対する愛情に敬意を表するアルバム」とし「『Jack In The Box』は簡潔だが強力なアルバム。 J-HOPEの音楽的好奇心とマイクの前での巧みさを通じて彼の内面をしっかり見せてくれた」と評した。

米国時事週刊誌TIMEは「『Jack In The Box』は J-HOPEが2018年に発表したミックステープ『Hope World』よりさらに真摯なアルバムで、J-HOPEを刺激する圧迫や心配、野望などを率直に盛り込んだ」とし「J-HOPEは『Jack In The Box』を通じてラッパーとしての自身の根幹に戻り、自身を駆り立てる恐れを伝えることに焦点を合わせてきたBTSの根幹にも戻っている」と伝えた。 TIMEは続いて「『Jack In The Box』はクラシックヒップホップの影響を受けた実験的で堂々とした初期のBTSの音楽のように感じられる。自己アイデンティティへの回帰が今回のアルバムのポイント」と強調し、「自己開発と理解は常にBTSが他のK-POPアーティストと差別化される核心だったが、 J-HOPEは自身の成長に対する情熱、自己批評への意志を失わなかったことを今回のアルバムを通じて見せている。もし『Jack In The Box』がBTSの次の目的地に対する暗示ならば、BTSの次の目的地はクリエイティブな自由と成熟だろう」と賛辞を送った。

米音楽メディアのConsequence of Soundは「J-HOPEはソロプロジェクトを通じて新しい面を見せ、いつにも増して輝いた。『Jack In The Box』は J-HOPEが多くの努力を傾けた作業物と感じられ、特にアルバムの構造と構成に神経を使ったことが明らかに見られる。アルバムのフィナーレを飾る『Arson』は真の火力を見せてくれる曲と絶賛した。

その他にも米国音楽専門メディア、ビルボード、英国音楽専門誌Clash、ロンドンの日刊紙のEvening Standardなども、J-HOPEのソロアルバム『Jack In The Box』を高く評価した。