韓国の7人組ボーイズグループVERIVERY(ベリベリ)が、6月22日(水)、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて、単独ファンミーティング「VERIVERY JAPAN FANMEETING <2022 VERI School>」を開催した。
来日公演は2年半ぶりとなるVERIVERY。今回は大阪と神奈川で計4公演をおこない、待っていた多くのファンとともに同じ時間を過ごした。また神奈川公演当日は日本デビュー日ということで、特別な思いでファンと喜びを分かち合った。
22日の昼公演、イベントは制服ルックのメンバーたちによる「Ring Ring Ring」で幕開け。輝く笑顔を振りまきながら、会場中にさわやかなエネルギーを放つと、「Lay Back」で雰囲気は一変。赤いライトに照らされて始まり、パワフルなダンスでファンの熱気を高めた。
今回のファンミーティングは学校コンセプトが掲げられおり、司会の古家正亨が先生役として登場。メンバーたちはVERI Schoolの学生として「可愛い学生、ケヒョンです!」「VERI Schoolの1番赤ちゃん!バブバブ、ドンホンちゃんです!」「VERIVERY…じゃなくて(笑)、学生ヨンスンです!よろしくね!」などと自己紹介を終えると、「僕は大人なのに、学生に戻るのはイヤです!」と生徒になりきり主張するカンミン。茶番を交えつつVERIVERYに戻るための方法を聞き出すと、VERIVERYに戻るためのミッションをおこなうべく、VERISchoolが始まった。まずは学生情報が書かれた自己紹介パネルにそって1人ずつの魅力を深掘り。
名前、年齢などの基本情報から、好きなものや特技、将来の夢などが公開された。名台詞のモノマネが特技だというドンホンは「新しいものを準備しました!」とやる気満々。映画「君の名前は。」の名シーンを再現するとし、ステージ後方からの助走、悲しげな表情、切実な声色を駆使しながら、「はぁ、はぁ、来世は東京のイケメン男子にしてくださいー!」と叫ぶと、タイミング良く劇中歌を歌い出すミンチャン。BGMにのせて世界観に没頭するかのように、ステージ上を彷徨いながら「瀧くん…?瀧くん…?」と続け、伸び伸びと三葉を演じきったドンホンはご満悦の表情。CM風に水を飲むことが得意技だというホヨンは、「運動して、水を飲んで、スマイル!」とシチュエーションはすでに出来上がっている様子。腕立てをし、ペットボトルを片手に立ち上がり、ストローで水を吸い込むと勢い余ってむせるホヨン。それでもパッと正面に顔を向け、苦しそうな声で「ウマイ!」の一言とともにスマイル。強引な締めくくりで笑いを誘う結果となった。ミンチャンは得意技の後ろ幅跳びでヨンホと対決。歌を特技にあげたケヒョンは、DISH//の「猫」をアカペラでワンフレーズ披露。
「緊張した」と言うも、澄んだ歌声を響かせファンを喜ばせた。大阪公演での雪辱を晴らしたいヨンホは、高音対決にリベンジ。ヨンスンに勝負を挑むが「声のコンディションあまり良くないから負けてしまうかも」と弱腰のヨンホ。しかし切り替えの速さはピカイチ。声出し練習やスタートの合図もなくスッと始めて、勝負に集中。順に音程を上げていき、今回は見事勝利をおさめた。得意技がダンスのヨンスンは、「昨日の夜に楽しく見たステージがあります」と話し、覚えたてのダンスを披露することに。なにわ男子の「初心LOVE」が流れると会場は大盛り上がり。振りも可愛らしさも完ぺきにコピーしてみせた。古家にもポイントダンスをレクチャーし、最後はメンバーたちも一緒にダンスしてファンを笑顔にさせた。愛嬌が得意なカンミンは、ステージ中央へ行き「VERRER(VERIVERYのファン)のみなさ〜ん、ガンバレッ!」と可愛さアピール。古家からカンミンに対抗できるメンバーを問われると、推薦されたドンホンは、「VERRERのみなさ〜ん」と呼びかけ、振り向きざまに「ガンバレ!」とポーズ。
ファンたちの好反応に気を良くしてか「僕たちは5歳です!キュン!」と付け足すも、「ちょっと今のいらなかったかな」と辛辣なツッコミを受けた。顔をくしゃっとさせながらセリフを放ったヨンホ、自信をのぞかせながらやってみせるホヨン、高い声でギャップを狙うヨンスン、大きな手振りをつけて可愛いさをプラスするミンチャン、自慢の美声で乗りきるケヒョンと、結局は全員が愛嬌をすることになり、とりどりの愛嬌でファンのハートを撃ち抜いた。
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