KBS新ドラマ「美男堂の事件手帳」現場スタッフら、初回放送日に制作会社や放送局を糾弾

 

またユン弁護士は「法的な部分においては問題が多いが、慣行的な部分において他の勤労契約書を作らないから乱発する。法的に見てみようとすると、争いの余地がない。契約期間は5月30日までで、合意のもとに延長できるとなっている。撮影が続けば、更新が期待される更新期待権があるにもかかわらず、スタッフの意思に反して解雇した」と伝えた。

イPDは「人が死んではダメだ。絶対に譲ってはいけない。ドラマのシステムを週1回に変えるべきだ。韓国しかない。一週間に120分、1本の映画を作るなんてありえない。放送経営陣が決定する問題だ。マスコミ労働組合の方の健闘を祈る。放送局の横暴だ」と述べた。

公営放送であるKBSに対する批判も出た。クォン事務局は「KBSは公営放送なだけに、公的責任から自由にはなれない。労働関連の問題が起きている作品をそのまま放送するKBSがとても残念だと感じている」と主張した。

解雇されたスタッフのAさんは「『美男堂』以外にも勤労基準法が守られていない例が多い。問題を提起された人たちをブラックリストに載せるという話も出ている。他のスタッフのためにもこの場が無意味な場にならないことを願う」と述べた。

最後にチン事務局長は「視聴者に『美男堂』視聴拒否宣言をしようと提案する予定だ。多くの方にドラマを作る方も幸せになろうというメッセージと伝えようと思う。(「美男堂」が配信される)Netflix本社にも公文を送り、アメリカのスタッフにも連帯で要請しようと思う。ドラマ現場の労働者がこれ以上、痛い思いをせず、死ぬことのないよう、関心と連帯をお願いしたい」と強調した。

一方、27日に放送された「美男堂」第1話の視聴率は5.7%(全国基準/ニールセンコリア)を記録し、好調なスタートを切った。

WOW!Korea提供

2022.06.28