「インタビュー」『LINK:ふたりのシンパシー」 ヨ・ジング、ムン・ガヨン  幼い頃に会い、10年ぶりの共演の二人が語るロングインタビュー!

幼いころの思い出もあるし、どんな風に息を合わせて演じるのか期待が高まりました(ヨ・ジング)
打ち合わせしていないのに、まるで心を読んでいるかのようにリアクションが一致するんです(ムン・ガヨン)

彼女が笑えば彼も笑い、彼女がときめきを感じれば、彼もときめく――。
「Disney+(ディズニー+)の「スター」オリジナル韓国ドラマで配信中の『LINK:ふたりのシンパシー』(毎週火水に1話ずつ配信/6月15日時点第4話まで配信中)は、ある日突然、見知らぬ若い女性と感情を共有(リンク)する不思議な体験をするようになったシェフ、ウン・ゲフン(ヨ・ジング)が、彼女の喜びや、悲しみ、痛みといったものを共に感じることで物語が展開していく、新感覚の“感情共有”ロマンス。

20年前に双子の姉が行方不明になった町でレストランを立ち上げたシェフのウン・ゲフンを演じるヨ・ジング、就活生で明るく笑顔で人々に接する優しい性格ながら、運悪くうまくいかない毎日を過ごす就活生で、ある日ウン・ゲフンと感情を共有することになるノ・ダヒョンを演じるムン・ガヨン。
幼いころからドラマ界で活躍し子役時代にも共演した2人の、息の合ったインタビューが届いた。

<インタビュー>

Q.シナリオを初めて読んだ時の印象と、出演を決めた理由を教えてください。

ムン・ガヨン:まず感情がリンクするという現象が斬新だと思いました。恋愛ドラマというジャンルの面白さを盛り上げる設定で、とても楽しくシナリオを読みました。また、本作にはたくさんの人物といろいろなストーリーが登場するのですが、伝えたいメッセージが気に入りました。2人の主人公だけでなく、家族や近所の人たちの物語も興味深く観ていただけるのではないかと思い、出演を決めました。

ヨ・ジング:ムン・ガヨンさんが言う通り、いろいろなジャンルの良いところを感じられる作品だと思いました。また、ゲフンを演じる役者として、リンクという現象を上手く演じなければならないというプレッシャーもありましたが、難しいかもしれないけど挑戦してみようと思いました。監督や共演者たちと顔合わせをして、ぐっと期待が高まりました。

Q.演じる役の性格を一言で表すと、どんな人物でしょうか。どんなところが自分と似ていると思いますか。

ヨ・ジング:僕が演じるゲフンの性格は、一言でいうと「内柔外剛」です。仕事をするときは感情を排してクールですが、実際は優しくて情に厚く、失うのが嫌だから大切なものを持とうとしない人物です。

ムン・ガヨン:ダヒョンを一言で表すと「率直」だと思います。自分にとって必要なことや気になることについてストレートに尋ねて表現する、愛らしい女性です。そんな正直なところが私に似ていると思います。

Q.ヨ・ジングさんが扮するゲフンはカリスマシェフです。料理する姿を演じるための役作りについて教えてください。

ヨ・ジング:僕はもともと料理が趣味なんです。作るのも食べるのも大好きなので、家でもよく料理をしています。今回はシェフの役なので、ドラマをサポートしてくれるシェフに料理の基本から一流レストランの料理人の態度まで学びました。お店で一日見習いをして、実際にレストランのキッチンの流れや雰囲気を知る機会をいただき、それを参考にしました。

ムン・ガヨン:ヨ・ジングさんは本当に料理が上手なんです。テスト撮影の時に、実際に料理をするシーンの練習をした時に、ヨ・ジングさんがパスタを作ってくれました。

ヨ・ジング:あはは(笑)。

ムン・ガヨン:包丁さばきも鮮やかで、カッコいいんです。おいしいものをみんなに振る舞ってくれるので、素敵な人です(笑)。

Q.ヨ・ジングさんの得意料理は?

ヨ・ジング:すごくグローバルです(笑)。

ムン・ガヨン:カルビチム!

ヨ・ジング:そうですね。韓国料理も作りますし、ドラマ「リンク」をきっかけにハマってるのはフュージョン料理です。韓国料理、西洋料理などの要素を混ぜて、新しいメニュー。そんな料理の数々をドラマでもお見せします。たとえばカルビチムを作る時も、最近は欧米の料理のスタイルで作ってみようかとかと、いろいろトライしています。

Q.いつかレシピ本を作っていただきたいですね!

ヨ・ジング:あはは。自分で本格的なメニューを開発するレベルではありません(笑)。

(2ページに続く)

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2022.06.15