チョ・ソンジンCJ CGVの担当者は、「新しい期待作が公開されると、既存の作品の上映館が少なくなり、観客も減り力を失うが、『犯罪都市2』は全くそうではない」とし、「『ジュラシックワールド』公開に合わせ上映館数が減った『犯罪都市2』は客席占有率が高まり、映画館の立場としては『犯罪都市2』の上映館数を増やすしかなかった」と説明した。続けて。「公開1か月が経つ映画が、変わらず週末一日で30万人以上の観客を動員することはすごい」と加えた。
しかし「犯罪都市2」がしばらくヒットを持続させると言い切るのは難しい。期待作が公開を控えているからだ。むしろ、「犯罪都市2」以降に公開する映画たちは、観客動員数が一層期待できるものとなった。新型コロナウイルスの流行当時、感染リスクの高いという理由で避けていたが、「1000万人動員映画」が出るのは難しいという偏見を「犯罪都市2」が打ち破った。
特に「犯罪都市2」のように前作の人気に力を得て続編が期待を集めるフランチャイズ映画たちが公開される。来る15日には「魔女」の続編である「魔女パート2 the other one」をはじめとして22日「トップガン:マーベリック」などが公開される。
また第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したパク・チャヌク監督の「別れる決心」、俳優イ・ジョンジェが監督を務めた「HUNT」などが公開を控えている。
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