この日の依頼は、子供22人にファストフードを食べさせてほしいというものだった。それ以外の詳細は、現場に行ってから分かるというのがこの番組の面白さなのだが、なんと出張先は小・中・高校生の相撲部。しかも、お腹いっぱいになるまで「無制限に」という思いもよらぬオーダーを受け、戸惑うメンバーたち。
準備時間は4時間。ペク・ジョンウォンは「また面白くなってきた。こうなると、意欲に火が付く」と面白がり、「緊迫していたり、思ってもみなかったミッションは面白い。こういうのが本当に好きなんだよ」とむしろ楽しんでいた。
DinDinはひたすらハンバーガーのパテ作り、アン・ボヒョンは60個のハルラボン(済州みかん)の皮むきを黙々とこなし、ハルラボンエードを作り、オ・デファンは揚げ物を担当。フライドポテトを揚げているとき、形が崩れてしまい、“やってしまった”と青ざめるオ・デファンだったが、それをペク・ジョンウォンが機転を利かせ、コロッケに。見事、蘇生に成功したペク・ジョンウォンは「こういうのが面白い」とニッコリ。初回から良いチームワークを見せていた。
22人分のパスタの麺をソースと絡めているとき、ヘラがポキッと折れてしまい、隣でサポートしていたオ・デファンが驚く表情を見せたときも、ペク・ジョンウォンだけは「この番組、当たりそう」とご機嫌に。さらにペク・ジョンウォンは大人数の料理を作り、疲労困憊のメンバーたちに対し、オ・デファンには包丁さばきが上手いこと、アン・ボヒョンには文句も言わず、精神力が強いこと、DinDinには忙しいとき、焼くのを忘れていたベーコンに気付くなど、実はこのチームのエースだということを褒めまくり、労う優しさも。
ペク・ジョンウォンはこれまで料理初心者たちとやってきた番組経験から、失敗してもいいと思っていたらしく、メンバーたちにあまり期待していなかったそうだが、期待以上だったと満足そうな表情を浮かべていた。番組終了後、ペク・ジョンウォンの新番組が始まったが、前にも見たことのあるような内容で、さほど新しさはないという声があったのも事実。そんな声をはねのけ、ペク・ジョンウォンの言葉通り、この番組は「当たる」のか注目していきたい。
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