女優のカン・スヨンさんが享年55歳で亡くなった。
カン・スヨンさんは7日午後3時頃息を引き取った。これに先立ち彼女は今月5日、ソウル・カンナム(江南)区の自宅で心停止状態で発見された。病院に移送後、脳内出血の診断を受けたカン・スヨンさんは、集中治療室に移され治療を受けたが、結局3日目で死去した。
悲痛な知らせにオンライン上でも哀悼の波が続いている。ネットユーザーたちは「謹んで故人のご冥福をお祈りします」、「無事に回復なさることを願っていたがとても悲しくて残念だ」、「好きな俳優だったがとても胸が痛く悲しい」、「スクリーンで一番輝いていた星。安らかに眠ってください」、「あまりにも若い年齢に…信じられない」などのコメントを掲載し、カン・スヨンさんを哀悼した。
カン・スヨンさんは1969年に4歳で子役俳優として演技活動を始めた。彼女は韓国俳優で初めて1987年にイム・グォンテク監督の作品「シバジ」でヴェネツィア国際映画祭の女優主演賞を受賞し、1989年にはモスクワ映画祭の女優主演賞を獲得した。
2001年にはSBSドラマ「女人天下」でチョン・ナンジョン役を務め、その年のSBS演技大賞を受賞した。この他にも2015年から2017年まで、プサン(釜山)国際映画祭の共同執行委員長として活躍した。
カン・スヨンさんはことし、ヨン・サンホ監督の映画「JUNG_E/ジョンイ」で復帰を控えていた状況で、これによりさらに痛恨の思いを醸し出している。
一方、故人の葬儀場はソウル・サムスン(三星)病院の葬儀場に設けられ、出棺は11日。
WOW!Korea提供