検事出身のユン次期大統領は司法試験に9回目で合格し、「シンリム(新林)洞の仙人」と呼ばれた。
ユン次期大統領は、「検事になるのが夢だったのか」という質問に「検事というものが何なのかよく分からなかった。幼い頃に通っていた小学校がミッションスクールだったので、将来の希望は牧師だった」と告白。その後、ユン次期大統領は父親の影響で教師になりたいと思い始めたという。
ユン次期大統領は「法律の勉強をする時も検事という職業が何なのか正確に分からなかった。司法研修院を終える時まで(検事になろうと)考えていなかった。すぐに弁護士事務所を開業しようと思ったが、友人たちが短い期間でも公職生活をするのがいいんじゃないかとアドバイスしてくれて、検察の道に足を踏み入れた」と明かした。
続けて「少し上の年齢で入って、途中で一回出てまた入り、こうして長い年月、検察という組織に身を置くことになるとは想像もできなかった。適性に合うのか合わないのか分からないが、最初に行った時、仕事がとにかく多かった」と検事時代を振り返った。
最近、一番の悩みについてユン次期大統領は「一つや二つではない。選挙の時だけでも特にひどい緊張もせずに夜もよく眠れた。ところが当選してからは、熟睡できない。国民が気楽に幸せに暮らせる良い結果を出さなければならないので、どうしたらうまくいくのか、いろいろ考えているし、アドバイスももらっている」と告白した。
同時に「大統領は孤独な座だと思う。国民の期待も批判も体中で感じる。一生懸命にやって、そこについてくる責任と評価を受ければいい」と伝えた。
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