劇中、ハギョンは、自分を裏切って他の女と結婚した元カレのギジュン(ユン・パク扮)とクールな友人関係を続ける。実際のパク・ミニョンだったらどうなのか。
「私は非常に韓国人っぽいタイプだと思います。私にそんな悪いことをした男性とは二度と目も合わせたくありません」ときっぱり答えた。
続けて「シウが非婚主義で、ハギョンは絶対に恋愛の末には結婚という価値観を持っていました。私には両方あります。恋愛の末には結婚じゃないかという考えがありつつも、まだ準備ができていないから非婚主義に近いので、二人とも理解できました。ファンタジーと現実、両方を逃したくないというとても自己中心的な人だってことに気付きました」と言って笑った。
今回、パク・ミニョンにとって3つ目のオフィス物だった。パク・ミニョンが出演するオフィス物は信じて見れば大丈夫という反応が多い。自負心や満足感はあるのだろうか。
「そんなことは全くありません。私の年齢に合わせていっていると思います。若い時は学園物も多かったし、中間には時代劇や成長物もやってきました。今は私の年齢に合わせてオフィス物をたくさんお見せしていたら、いい結果につながったようです。10年後ぐらいには、また分かりませんよ。『内助の女王』をやっているかも。私は自分の年齢に合わせていくの一番いいと思っています。今はそれが一番合うし、一番共感できるし、キャラクターによく溶け込めるので反応がいいのではないでしょうか」と謙遜した。
同時に「ロコクイーン」という修飾語に合う強みについて「恥ずかしいセリフを私が言うと、あまり変に聞こえないとこれまでの監督に褒められました。ただ図々しく吐き出せばいいんだそうです。それが強みですね。私も普段からいたずらが好きですし、コメディージャンルに特化した性格です。働いている時は違いますが、そういったことが、ひょいと飛び出るときに長所が発揮されるみたいです」と分析した。
続けて「今回の作品はロマンスの部分が非常に少なかったじゃないですか。オフィスロマンスというより、オフィスヒューマンのほうが大きくてロマンスが小さかったです。だから良いこともありましたし、好評を得たのではないかと思います。毎回、ロマンスだったら飽き飽きするでしょうけど、少しだから小さくて大事なものって感じでした。次の作品や私の力量をもっとお見せできる作品に出会えたら、もっときちんとお見せしたいですね」と笑みを浮かべた。
パク・ミニョンにとって「気象庁の人々」はどんな作品だったのだろうか。
「気象庁の人というのを間接的に経験したんですが、本当に勤務していたような心身ともに一番大変だった作品として記憶に残っていくと思います。フル事前制作が初めてのせいか悩みも多く、熱心に研究しました。毎晩眠れないほどたくさん勉強しながら課題をこなしていくように撮影した作品なので、私にとって一番難しい宿題の一つでした。無事に終わることができて本当によかったです。難しい問題が解けた時の快感もあるので、私にとって良い経験になったと確信しています」と振り返った。
最後にパク・ミニョンはこれまで17年間の女優生活を振り返りながら「韓国の天気のようです。春、夏、秋、冬がはっきりあり、時には台風、干ばつ、洪水もあるじゃないですか。私もそれぞれの年齢で経験する全てのことを経験したと思います。私の日記を全て公開できませんが、常に中では戦っていました。これから外国でドラマを撮りたいですね。冒険や挑戦するのが好きなので、特に好き嫌いはありません。雑食と言うのかしら。私が好きで、欲も出てきて、うまくできると確信のあるキャラクターに出会えたら、どんな国でもどんなジャンルでもどんなプラットフォームでも全て挑戦するつもりです」と明かした。
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