ーイ・ジフンさんとの共演はいかがでしたか?イ・ジフンさんの印象は?
ジフンさんはテレビや映画などによく出られている方なので、お会いする前まではきっと物静かで貫禄のある方だろうと想像しました。が、実際会ってみたら、面白くて、よく笑う優しい性格の方でした。
ジフンさんは私のことを昔から知っている後輩のようだとおっしゃって、すごく優しく接してくれました。そんなジフンさんが、私はただただ好きです。(笑)
二人のシーンでリハをする時はセリフよりも「ヒョン(韓国語で兄貴)、私はこのシーンをこう思ってるけどどう思う?」と聞くとジフンさんもそのシーンに対する印象を話してくれて、それだけですぐに本番に入れるくらい、お互いとてもシーンに集中していました。その分、良いシナジーが出たのではないかと思います。
ーほかにとくに印象に残っている共演者がいたら、理由とともに。
チン・ピル役のチャ・グァンスさんです。4~5年前ぐらいに連続ドラマで私の父役で共演しされました。今回のドラマでは、私と共演することを心から喜んでくださって、励ましの言葉や助言をたくさんしてくださいました。「撮影は大変だけど主演を楽しめ」という先輩の言葉がとても記憶に残っています。
ー 撮影現場のムードメーカーは?
チャ・グァンスさんですね。いつも活気あふれる雰囲気を作ってくださいました。いらっしゃらない時は、やはりソヒョンさんですね。ソヒョンさんが持つ明るいエネルギーのおかげで、私も良いエネルギーを出すことができました。ソヒョンさんがじゃなかったら、私もここまで気持ちよくやり遂げることができなかったと思うくらい感謝しています。
ー撮影の合間、休憩時間には何をして時間を過ごしましたか?
休憩時間はとにかく寝ました。寝て、台本を覚えることの繰り返しでした。食事や寝る時間を削って台本の研究をするほど時間がない状況だったので、10分20分でも寝れるとすごく幸せでした。(ご飯より睡眠でしたか?)
はい、少しでも休むことを選んでましたね。
ー本作を通して、ご自身にはどんな変化がありましたか?
自分に制限をかけなくなったこと、ですかね。今回オン・ダルを演じながら、あれこれ自由に表現してみました。その表現についての判断は監督がしてくださいますし、駄目だと思ったらストップがかかりますし、なのでとにかく自由にやれることをやってみました。また、オン・ダルという人物に初めて接した時、断片的な要素だけだと少し表現しづらいかも知れないと思いました。彼の変化がよく見えなくなるんじゃないかなと。それでもっと大げさに表現したり、いろんな表現方法を試みてみました。
この作品のおかげで、演技に対する考えが大きく変わりました。もっと心に余裕を持って演じられるようになりました。自分にとっては大きな変化であり成長です。
ー次の目標、叶えたい夢は?
この質問に対しての私の答えはいつも同じですが、元気で幸せに暮らすことが夢であり、目標です!
(そう思う理由は?)
健康で幸せな自分だからこそ周りの人々への思いやりが生まれると思うので…。例えば、サインをする時も、いつも元気でいてくださいと書きます。本当に心からそう願っているので...!
ー「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を期待している日本のファンの皆さんに、ドラマの注目ポイントなど、メッセージをお願いします。
こんにちは、ナ・イヌです。私が演じました作品『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、骨太な正統派時代劇としての重みもありながら、笑えるポイントもちりばめられている作品です。キャラクター一人一人の個性も強いので、そこに重点をおいて観ていただくと更に面白いと思います。言葉では全部説明できないほど多様な魅力を持った作品ですので、みなさん応援よろしくお願いします!
そして私のことも応援よろしくお願いします。『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』、お楽しみに!
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