韓国の女性グループ「少女時代」の元メンバー・ジェシカ(33)が、中国のオーディション番組に出演するという噂が広がる中、プロフィールに「朝鮮族」と表記されていることが問題になっている。
中国のオンライン・コミュニティーで3日、ガールグループのオーディション番組「乗風破浪的姐姐3」の出演者リストが流出していたことが分かった。
「乗風破浪的姐姐」は30代以上の女性芸能人が5人組のガールグループを結成して再デビューすることを目標とする番組で、「miss A(ミスエイ)」の元メンバーであるフェイとジア、香港スターのセシリア・チャンらの出演で話題となった。
リストには58人の名前が掲載されており、ジェシカは韓国名のチョン・ソヨンとして22番目に名を連ねた。
ジェシカに関するプロフィールには、1989年生まれ、韓国ケント外国人学校卒業、米国出身の歌手・俳優、「少女時代」での活動といった情報が書かれている。
ただ、このプロフィールには、ジェシカが中国の少数民族である「朝鮮族」と紹介されており、ネットユーザーらからの批判を買っている。
ジェシカ側は番組出演について公式コメントを出していない。
ジェシカは2014年に「少女時代」を脱退した後、ソロ歌手・女優・ファッションデザイナーとして主に中華圏で活動を展開してきた。また、ニューヨークの実業家タイラー・クォンとの熱愛が報じられ、話題となっていた。
ジェシカは2019年、中国のマネージメント会社との裁判で敗訴し、20億ウォン(約2億円)の賠償請求を受けた。去年には、彼女が設立したファッションブランドである「Blanc & Eclare」が80億ウォン(約8億円)以上の債務不履行で、香港において告訴されるスキャンダルを起こしていた。
WOW!Korea提供