韓国ドラマ「ペントハウス」や「偶然見つけたハル」などに出演し話題の若手俳優キム・ヨンデの、自身初となる日本向けオンラインファンミーティング「KIM YOUNG DAE Japan Online Fanmeeting “My First Hello”」が3月26日に韓国から生配信された。
オープニングでは少し緊張した面持ちでジンウォンの「コチルケ」を実の妹によるピアノ伴奏にのせて披露。続くあいさつでは直接会えずオンラインでの開催となったことを残念がりながらも、はにかんだ笑顔で初めての日本ファンとの交流に期待を寄せた。
日本公式ファンクラブが先月リニューアルしたことを記念して開催された今回のイベント。日本では初めての公式イベントとなるだけに、キム・ヨンデの人となりを深掘りするコーナーがたくさん用意された。
様々な質問に韓国語5文字で答えていく「自己紹介コーナー」では、最近一番うれしかったこととして「新人賞受賞」を挙げ、昨年末の 「SBS 演技大賞」での新人賞受賞について振り返った。またカバンに必ず入れて持ち歩くものとして歯ブラシと歯磨き粉を挙げると、私物カバンの抜き打ちチェックに快く応え、お菓子が出てくるなど可愛らしい一面も見せた。
「出演作品トーク」では、本人自ら選んだドラマ名場面を紹介。ロマンス名場面では「ペントハウス」でキム・ヨンデ演じるソクフンとロナの初々しいロマンスシーンをセレクト。ロナへの愛情が隠しきれないソクフンの姿を改めて見る本人からも笑顔がこぼれた。また情熱名場面では「浮気したら死ぬ」でみせた17対1のアクションシーンを挙げ、真夏の撮影でとても暑かったことや撮影後に現場でスタッフから拍手が起こったというエピソードを話し撮影を懐かしんだ。さらにリメイクしてみたい日本の作品は「今夜、世界からこの恋が消えても」だと話し、主人公のセリフを日本語で披露するなど、ファンをときめかせた。
ファンによる事前アンケートを元にした「テレパシーバランスゲーム」では、実際のヨンデとファンのイメージするヨンデに違いがないかを検証し、息のあった結果に満足げに笑顔を見せた。さらにファンの願いを叶えるミッションコーナーでは、卓球リフティング、けん玉、ペットボトル立てに挑戦。ミッションの成功数によって叶えられた願い事ではおはよう&おやすみメッセージ、日本語&中国語での自己紹介、愛嬌3点セットを披露。流ちょうな中国語や照れながらも愛嬌をする姿にファンたちは釘付けとなった。
他にもファンへのプレゼントとしてハーバリウム作りに挑戦したり、イベント中に集まった質問に答えたりと、直接会えなくともいつも応援してくれているファンを思いやる姿がたくさん見られた。最後は日本のファンを思って選曲したという清水翔太の「花束のかわりにメロディーを」を歌唱。連日のドラマ撮影で忙しい中、合間を縫って日本語の曲を練習したといい、込められた思いに多くのファンが感動した。
その端正な顔立ちや完璧なスタイルからドラマではクールな役柄を多く演じてきたが、今回のイベントではこれまで知ることがなかったキム・ヨンデ本人の優しく誠実な人柄を堪能できる貴重な機会となった。生配信を見逃した方も3月29日(火)23:59まではアーカイブ視聴が可能となっている。
なおキム・ヨンデは 4月7日から放送の NHK Eテレ「ハングルッ!ナビ」への出演が決まっているほか、主演の新ドラマ「流れ星」が 4月22日より放送予定。日本では U-NEXTで視聴可能だ。
WOW!Korea提供