ソン・イェジン主演ドラマ「39歳」、一部視聴者から反感「寝ていなければ不倫ではない?」

1話でチャンヨンは「あの女より私の方が先だった。だから不倫ではない。彼が結婚してからは一度も寝てない」と自らを弁護していた。

ところがテレビで放送されると、一部視聴者が不快感を表した。初回から「不倫美化」の展開を心配していた視聴者を失望させたのだ。

視聴者はチャンヨンが病のせいでかわいそうな人物となると同時に彼女の妻帯者への感情まで擁護される内容は理解するのは困難だと批判。

ドラマでは不倫をしているチャンヨンではなく、妻が批判されている。まるでソンジュを余命いくばくもない人の恋を邪魔する自己中心的な人だというように。

これに対して視聴者は「不倫女性のコンセプトまでは理解したが、美化までする内容を見たら懸念される」と声を上げた。

視聴者の批判は、劇中の不倫の定義と視覚に向けた問題提起へと続いた。「寝ていなければ不倫ではない」というチャンヨンと彼女を助けようと本妻の頬を殴るミジョのシーンについて疑問を投げかけた。

これだけではない。アメリカのジュリアード音楽院を卒業したピアニストのソウォン(女優アン・ソヒ扮)が母親の死でさまよい、ピアノ教師として働くふりしてホステスをする姿が描かれた。

ソウォンは養子という事情があったが、その設定がホステスとして働くことを正当化する展開に脈絡がないと視聴者は主張。

不倫・ホステス美化など非道徳的な内容が続けて描かれると、視聴者は「簡単には受け入れられない設定だ」、「不倫、ホステス美化と一度に2つの問題が出てくるドラマは初めて」などと批判が殺到した。

女優ソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョンといった出演者で心温まる話を期待させたドラマ「39歳」は、これからどのような展開になるのか、失望した視聴者を説得させることができるのか注目だ。

WOW!Korea提供

2022.02.25