医者の華麗だけではない悲しい現実を描いたイ・ソジンは「周囲の医師の方々が『パク院長』をしたと言ったとき、たくさんのメールを送ってくれた」として「期待が大きいと、医者たちの哀歓をうまく表現してほしいと言っていた」と話した。続いて「人生が苦しい人々の話なので、最初に医師の方々が開院したときは大変だったという話をしてくれた」と打ち明けた。
王や室長など権威ある役割を演じてきて、平凡な40代中年の家長を演じたイ・ソジンは「王や室長などの役割が私には不慣れで、40代中年の演技がもっとしっくりいく」として「普段、医師たちを尊敬するが、こんな方々が開院した時、困難や痛みがあるということを今回知るようになって胸が痛い部分ではあった」と話した。
華やかなスペックなどで知られた俳優イ・ソジンは、涙ぐましいパク院長の姿が自身が持つ姿のひとつだと表現した。これに対して「中年が持つ悩みは共感できる部分だ」と説明した。また、中年の悩みについて尋ねると、「脱毛の悩みは誰でもすると思う。そんな悩みは当然ある。私も今は若い時より病院に行く回数が増えている。それを見ると、中年としての悩みが多い」と伝えた。
「内科パク院長」を通じてコメディにも挑戦したイ・ソジンは、俳優としての目標を尋ねると「感謝するほどに成就したと思うので、ひとつの作品の俳優、一員として頑張りたいという気持ちだ」として「実際、年齢とともに私がしたいものをもっとできると思う。作品を見て、うまくいくような作品より撮影しながら面白くできるような作品を選ぶようになるようだ。これからもやりながら面白い作品をしていきたい」と打ち明けた。
これからもコメディに挑戦する意向があるとして、「これまでコメディをわざとしなかったわけではない。私が満足できるコメディの台本が入ってこなかった。『パク院長』のようにB級感性のコメディが好きなので、面白いコメディならやる意志がある」と話した。