歌手MCモン、謝罪投稿は「態度変化」との報道に不快感…「国籍を超えてファンに謝りたかった」

MCモンは9日、自身のInstagramに「10年を共にしてきた僕の中国のファンを一度も大切でなかったことはない。一瞬、英語で書かれた悪口に興奮したことを認める。傷つきすぎて、誰も傷つけたくない僕だったが、申し訳ない。僕の音楽で泣いて笑ってくれた僕のファンたちに謝る」と謝罪文を掲載した。

発端は、7日の男子1000メートル準決勝では韓国の2選手が失格処分となったことだ。ファン・デホン(黄大憲)が1組の1位、イ・ジュンソ(李俊瑞)が2組の2位でゴール。しかし、審判陣のビデオ判定後、反則があったとして失格となり、中国の2選手が決勝進出を決めた。決勝でも不可解なジャッジは続いた。1位となったのはハンガリーのシャオリン・サンドル・リュー選手だったが、彼もレース途中の反則で失格となり、結局、中国選手が金メダルと銀メダルを獲得した。これが韓国内で物議を醸していた。

この競技後、多くの韓国スターがSNSなどを通じて判定について怒りを表する文章を掲載し、MCモンも「でたらめだ」という反応を見せた。

中国人とみられるあるファンはMCモンにDMを送信し、「昨日まではあなたのファンだった。この投稿をアップした瞬間からは違う。ただ中国に不満を表したかっただけなのでは?」と批判。

MCモンはこれに対し「僕の国を僕が応援すること。不当な審判に僕の気持ちで抗議すること。それがあなたにとって失望なら、僕のファンでなくてもいい。金(メダル)がなくても大韓民国は生きている。僕たちが一等だ」と発言した。

発言後にも悪質なコメントは続いた。MCモンは「僕があらゆる非難を浴びても、我が国韓国で生まれ、その国で生まれただけでも、音楽をすることになっただけでも光栄であり、それを楽しみに生きる」と述べたが、結局殺到する悪質なコメントに対して謝罪するに至った。

WOW!Korea提供

2022.02.10