そんなキム・ジヌには姉と妹がいるが、今回一緒に出演した“戸籍メイト”は妹だった。キム・ジヌのイケメンビジュアルから、妹も間違いなく可愛いだろうと予想したレギュラー陣に、そんなことはないと否定し、何歳かを聞かれると、「8歳の差があると理解している」と微妙な言い回しをしたキム・ジヌ。
すると、イ・ギョンギュが「僕たちはそういう言い方をするんだよ」と共感を示し、「僕も姉さんとは4歳の差があると理解している」と話し、キム・ジヌと意気投合。キム・ジヌが「僕もギュラインです」と言うと、「歓迎します」と嬉しそうなイ・ギョンギュ。お笑い界の代表的な派閥ではカン・ホドン、ユ・ジェソクラインがあり、同じ「WINNER」のMINOは完全にカン・ホドンラインだが、キム・ジヌは自らイ・ギョンギュラインだと宣言。イ・ギョンギュラインのアイドルではキム・ウソクがいるが、キム・ジヌもこれですっかりイ・ギョンギュの懐に入ったか⁉
ともかく、キム・ジヌは普段から妹とは交流がないので、仲が良いわけでもなく、離れて過ごしてきたので、よく分からないのだそう。そのため、今回一緒に出演するのをためらったとも。実際、妹が迎えに来てくれた車内では、長い沈黙が続き、スタジオのレギュラー陣からは「オーディオがミュートになっているわけではないですよね?」とつっこみが入るほどだった。
そんな息の詰まるような沈黙を破った妹の一言も強烈だった。キム・ジヌが除隊したことを記事で知ったというのだ。そして、クールに「おめでとう」と言うと、キム・ジヌは「ありがとう」と言いながらも気まずそうに「一日早く除隊することになったから、連絡しようと思ったけれどできなかった」と釈明。そして、話題を変えようと、妹に「仕事先は病院だよね?」と聞くと、病院は2年前にやめたという衝撃の返し。さらに墓穴を掘ることになるという、まるでコントのようなやり取りに、スタジオは大爆笑だった。
2人の関係について、妹は「お互いによく知らない関係」、キム・ジヌは「近いけれど遠い関係」と表現。学生服に着替えた2人が、お互いをどれだけ知っているかを探る“戸籍テスト”をしたところ、お互いの誕生日、靴のサイズ、ケータイ番号も知らず、特にケータイにお互いの写真が一枚もない、という事実が驚愕だった。結局、25問中、キム・ジヌは3問、妹は5問しか正解できず、番組歴代最低点を叩き出し、キム・ジヌは再テストを希望した。
「他の家の兄妹が羨ましかったことがある?」という質問で、お互いに「ある」と答えた2人は今回の番組出演をきっかけに仲良くなれたのか、引き続き次回の放送で公開される。キム・ジヌがなぜ除隊後、初めてのバラエティで「戸籍メイト」を選択したのだろうかと思ったが、家族と一緒にいることでキム・ジヌの人となりがよく現れ、知られざる一面がたっぷり見られるという点で面白く、興味をそそるものだった。
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