劇中イ・ジョンジェは、人生の危機を体験していた中で、謎の人物から名刺を渡されて、悩んだ末にゲームに参加するソン・ギフンを演じて新しい顔を見せた。イ・ジョンジェはそれまで、映画「新しき世界」、「観相師-かんそうし-」、「ただ悪より救いたまえ」等でカリスマあふれる演技を見せてきたが、今回の「イカゲーム」では、完ぺきに違った。強烈なカリスマは捨て、身近な姿のキャラクターに戻ったのだ。
イ・ジョンジェは「イカゲーム」の序盤から、強制解雇、離婚、社債、賭博などで困難を経験しているギフンの姿を実感できるように表現した。特に緑色のジャージ、傷だらけの顔などビジュアル面でも、破格的な姿で印象深い始まりを知らせた。ゲームに突入してからは、極限状況の中で生存に対する渇望から混乱や葛藤などを深く描き出した。
一方、ゴールデングローブ授賞式では「イカゲーム」が逃したTVドラマ作品賞はHBO「サクセッション」が、主演男優賞もまた「サクセッション」のジェレミー・ストロングが受賞した。
第28回全米映画俳優組合賞授賞式は、2月27日(現地時間)開催される。
WOW!Korea提供