Q.ドラマ『女神降臨』に出演することになったきっかけや経緯を教えてください。
チャウヌ:これからどんなことをしたらいいんだろうと悩んでいた時に、(ASTROの)メンバーが「女神降臨って知ってる? スホってキャラクターがウヌそっくりなんだよ」と教えてく「 へ~そうなんだ後で見てみるね~」と、こんなやりとりをしたんですよ。そうしたらその1週間後にこのドラマのお話をいただいたんです。
お話をいただいてから、実は結構悩んだりもしました。周りの人たちともよく話し合いをして解決しながら、なんといってもこの『女神降臨』というドラマで僕の新しい姿をお見せできるのではないかと思いましたし、このスホという役を演じてみたくもありました。少し切なく、心が惹かれる感じがして。そうしてこのドラマへの出演を決めました。
Q.このドラマを通していつもとは違う新しい姿を見せたいという気持ちもありましたか?
チャウヌ:完全に新しい姿をお見せしようと思ったというよりは、『女神降臨』のスホという役を演じながら あ!ここの部分、前より成長したな と思っていただけるように考えながら取り組みました。
Q.スホというキャラクターについてウヌさん自身がどう解釈したのか、また、どんなキャラクターなのかを紹介してください。
チャウヌ:まずスホへの第一印象は“すごくかっこいい男の子”でしたね。本当に僕が演じることができるのかなと不安になったくらいかっこいい子なんですよ。作品を読んで、さらにスホの内面を知るうちにスホが抱えている辛さも感じて。この部分を誰よりも自分自身が理解して上げることでスホというキャラクターを表現できるのではないかと思い、その面に一番集中していました。
Q.スホの様々な面を見て、歩み寄ることができるよう努力したとおっしゃっていましたが、スホの性格や一面など共感した部分はありますか?
チャウヌ:この部分がというよりはただ、共感できる部分が多かったですね。まず、高校生が直面するであろう大変なつらさも抱えていますし。本人のせいで友達を亡くしたのはすごくつらい事じゃないですか。それを抱えて生きているスホがすごくつらくて可哀想だと思いますし、今後誰よりも幸せになってほしいという気持ちが自分の中でとても大きかったです。
Q.本人のせいで親友がこの世を去ってしまったというトラウマは、克服するのが難しい事だと思うのですが、演技をしながら理解しようと努力されましたか?
チャウヌ:スホを理解するというよりはスホと対話するというイメージでした。スホがどんな子で、どんなつらさを抱えているのか。冷たいといっても、冷たい性格をしているのではなくそうなってしまった理由があったわけで。
Q.怒りをぶつけたり、涙の演技など、今作は特に感情シーンが多いドラマだったと思いますがどのような事前準備をされましたか? また大変だったことなどありましたら教えてください。
チャウヌ:大変でした。シーンだけ考えると難しそうに感じたのですが、様々なことを経験して今この状況に面しているんだと思うと少しだけ集中しやすかったです。シーンだけを一つの方向から見るとこんな状況をどうやってと思ったりもしましたが、スホの経験を考えると浮かび上がってくる感情もあり、スホという人間に歩み寄ることができたと思います。
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