続いて、「テクニックより世界観の問題だ」とし「北からのスパイが、該当国の女性に接触するという話はレッドコンプレックス(共産主義への極端な反感)を刺激する」とし「作品がレッドコンプレックスカテゴリーの中で自由がないというなら、今後はどうするのか、制作陣が信頼できる姿を見せなければならないようだ」と伝えた。
「スノードロップ」には2話で放映禁止、打ち切りを要請する意見が多数寄せられている。
コン評論家は「近代史を解釈するには様々な考えがあるから、今一度考え直さなければならなかったのではないかと残念だ。ただ打ち切りまで行ってしまうと、制作業界は委縮しかねない」とし「本来見せたかったものをよく生かして、その他の憂慮される部分を修正しながら、懸命に解決できるようにしていかなければならない。結局、ドラマがどういうものを見せるかについての編集を変え、内容を整理してでも、(視聴者たちの)懸念を収める必要がある」と話した。
キム・ホンシク評論家も「ドラマが終わる前に放送禁止処分を要請するのが適切かどうかを考えなければならない」としながらも「スノードロップ」議論が、作り手にとって受け手側の意見をより深く考えるきっかけになると見た。キム評論家は「作った人間がどういう意図だったとしても、結局受け手側がどう受け取るかという問題だ」とし「作り手が今回のことをきっかけに受け手側の意見をもっと考えるようになるだろう」とした。
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