「バラコラ」「極限デビュー野生ドル」、7人のデビューメンバー決定!1位はソンギュ(INFINITE)似のイ・チャンソン!「TAN」として2022年正式デビューへ!

最初に発表された6位に、前週9位だったキム・ヒョンヨプが入ったのが、ちょっとしたサプライズといえばサプライズなのだが、キム・ヒョンヨプはミッション順位では上位圏ではなかったものの、オンライン投票で毎週1位を獲得する絶大な人気を誇っていたので、デビューメンバー入りするだろと予想されていた。むしろ、入らなかったら、ファンから猛抗議があったことだろう。

そして、5位から3位まで淡々と発表が終わり、1位候補の発表となったところで、MC側からのインタビューが入り、前週までトップを争っていたパン・テフンとイ・チャンソン、さらにイム・ジュアンが心境を聞かれたのだ。結果論になってしまうが、この時点で残る枠は1、2、7位の3人であり、このタイミングで3人にだけ話を聞くということは、残りの枠はこの3人で決まりなのだろう、と見ている方はある程度、想像できそうなものだ。実際に、この3人がデビューメンバーとして名前を呼ばれた。

たしかに、デビューメンバーが発表されるたびに、他のメンバーたちがその人のところへ行ってハグをしたり、祝福したり、全員が一つになって喜び合う姿が微笑ましく、番組当初よりソンギュ(INFINITE)に似ているとフィーチャーされ、絶対的なリーダーシップを発揮してきたイ・チャンソンが栄えある1位となって涙を流し、それをソンギュが感慨深そうに見詰める場面も感動的だった。

だが、あまりにも予定調和な展開だったし、8位以下の順位は発表されることがないまま生放送はあっさり終わったので、ハラハラドキドキ感が薄く、どことなく消化不良のようなものが残った。10人のプロたちが誰に点数を入れたのかも分からないので、何とも言えないが、毎週行われていたオンライン投票で常に上位だったキム・キジュンがオーディション番組「The Unit」のときのようにメンバー入りできなかったことを考えると、やはり今回はファン投票よりミッションでの点数が大きく左右したということだろう。裏を返せば、デビューメンバーは人気より実力で選ばれたということだ。

この日の最終回生放送も視聴率は0.9%(ニールセンコリア調べ)で、これまでもほぼ毎回0%台という低調続きで、お世辞にも盛り上がったとは言えない「極限デビュー野生ドル」。とはいえ、「TAN」としてデビューする7人は実力派揃いだ。2022年に正式デビューする予定であり、デビューに先駆け、年末の29日に「MBC芸能大賞」、31日には「MBC歌謡大祭典」に出演。さらに、MBCのリアリティ「TAN 18-28(仮題)」の撮影に入ったという情報も入ってきている。これから「TAN」としてK-POP界で頭角を現わせるかは彼らの頑張り次第だろう。

最終順位は以下の通り。( )内はミッション累積点数+視聴者投票点数
1位イ・チャンソン9577点(6787+2790)
2位パン・テフン9428点(7000+2428)
3位キム・ジソン9052点(6893+2159)
4位ソ・ソンヒョク9031点(6116+2915)
5位イ・ジェジュン8902点(6752+2150)
6位キム・ヒョンヨプ8833点(5833+3000)
7位イム・ジュアン8773点(6505+2268)

WOW!Korea提供

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2021.12.19