“常習大麻容疑”チョン・イルフン(元BTOB)、二審で「執行猶予」に減刑…釈放


麻薬事件で物議をかもした歌手チョン・イルフン(元BTOB、27)が、控訴審で減刑を受けて釈放された。

16日、ソウル高等裁判所は麻薬類管理に関する法律違反(大麻)容疑で起訴されたチョン・イルフンに懲役2年の実刑を言い渡した原判決を破棄し、懲役2年に執行猶予3年を言い渡した。薬物治療講義受講40時間も命じた。

拘束状態だったチョン・イルフンは同日、青色の囚人服にマスクやフェイスシールドなどを着用し法廷に出廷した。

控訴審の裁判部は「チョン・イルフンは犯行期間が長く、使用頻度も多かったが、大麻を購入して使用したこと以外に販売・流通など営利行為に及んでいない」とし「大麻売買および使用も意識的に中断したものとみられる」と説明した。

続けて「チョン・イルフンが精神科の治療を受けて、再発防止のために努力しており、家族と社会的なつながりが維持されているため、再犯抑制の側面からで肯定的に作用するとみられる」とし、「6か月の拘禁期間中、再犯をしないと約束している点を考慮し、刑を新たに決めた」と量刑の背景を明らかにした。

判決結果を受けて、傍聴席の家族と知人、ファンらは涙を流した。裁判部は嘆願書まで提出したファンらは、法廷の外に出ても号泣した。

WOW!Korea提供

2021.12.16