こうしてジュノは、完ぺきな次期君主と傷ついた王世孫、恋に落ちた青年の姿を自由自在に行き来して豊かな叙事を完成している。彼はイ・サンの厳しいカリスマと淡いときめき、保護本能を刺激する哀れな姿まで真実味のある演技で表現し、彼分だけの「正祖イ・サン」を完成した。
またジュノは、巧みなロマンス演技と胸キュンビジュアルで視聴者のときめきを高めている。「ただそばにいてくれ」 「お前は私の人だから」というストレートなセリフはもちろん、ドギムに近づくホン・ドクロ(カン・フン)に嫉妬するなど、荒い言葉の中の本音を隠さない「イ・ジュノのイ・サン」の魅力にはまった視聴者の熱い反応が続いている。
特に6話のエンディングを飾ったサンの入浴シーンには爆発的な反応があふれている。浴室に現れたドギムのせいで慌てたサンは、結局ドギムと一緒に浴槽に落ちてしまい、ドギムを抱き起こして目を合わせる様子で息が止まるようなときめきを与えた。
深い演技力と中低音の声、正確な発音に加えて、特有のシャープさとセクシーさまで溶け込ませた「イ・ジュノの正祖イ・サン」は、視聴者の好評を集めている。このような熱演によって「袖の赤い裾口」は、毎回自己最高視聴率を更新して金土ドラマで1位を果たし、さらに激しく上昇している。
一方、MBC金土ドラマ「袖の赤い裾口」は、毎週金曜日と土曜日の午後9時50分から韓国で放送されている。